- Amazon.co.jp ・本 (230ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344013414
感想・レビュー・書評
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「人形」を題材にした短編集。恋愛小説にこんな表現を使うのはアレかもしれませんが、萌えます。大人向け少女漫画が好きな人には是非読んでほしい一冊。
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お人形にまつわる短編集。不思議で綺麗でちょっといやらしくてせつなくてきゅんとする。豊島さんらしさが出ててすごくいい。
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人形と、それに纏わる人々の話。
いわゆる人形者的な話は半分くらい。
話に出てくる大きさも種類も様々な人形は、元々の存在が虚構的なせいか、どこか幻想的で奇妙に蠱惑的です。
自分は人形者だった時期があり、今でも人形は嫌いではないので、面白いなあと思いながら読み進めていましたが、そうでなければ気持ち悪いと思わなくもない。
人の代わりは人形には出来ないけれど、人形の代わりも人には出来ないのですよね。
なんか自分の思考が気持ち悪くなってきたのでこれで終わります。 -
♥
長井朋子氏の表紙に惹かれて購入★★★★★
人形特有の怖さ、人間の怖さ
秘密にしておきたい黒い部分を見た気がします★★★★ -
母に酷評された本の内の一冊です(・・・)。
気持ち悪い!って思う人もいるんじゃないかな~いるよな~みたいな(笑)
まず人形が苦手な方にはちょっと難しいかもしれません。
清乃ちゃんとの美しい世界に惹かれました。 -
クラスの友達に借りて読んだ本
すべての物語に人形がでてくる短編集です
表紙が素敵ですよね。
読後不思議な気持ちになりました-
2012/06/20
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人形に興味ない人でも色々な見方をさせてくれる話。
作者が相当の人形好きで、頑張って本の企画を通したとか・・
この本読んだ後に、私は見事に人形好きにさせられた・・ -
■美しくも官能的で、残酷なまでの思いを人形に託した人たちの、切なくもまっすぐな物語。
■■こんな雰囲気の物語は大好きだ。救いがあるのかないのか、主人公達が抱える闇の甘くまったりとしたエロティックさが好き。官能とキュートの間を漂っているような短編集。テーマはお人形。『手のひらの中のやわらかな星』が一番好き。