まぼろしハワイ

  • 幻冬舎
3.61
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本棚登録 : 788
感想 : 130
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344013858

感想・レビュー・書評

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  • 悪くないけど、いまいち楽しくなれないな。小説とはそんなものかもしれないけど。

  • 2008.10.06. じっくり読んだ。じわじわする。

  • バナナワールド全開。
    めちゃ好き。人間が好き。

  • ハワイが舞台の短編3作。【まぼろしハワイ】父を亡くしたオハナと、若き義母のあざみがふたりでハワイに行く話。ハワイで癒されていくふたりの様子やフラ(ダンス)の神秘。「きっとそういうつまんないことの積み重ねだけが家族のほんとうの意味なんだよね。」・【姉さんと僕】両親が事故で死んだとき生まれた僕と、僕を育て上げてきた姉さん。運命に立ち向かっていくいつもの登場人物像じゃない作品だった。短いがこれが一番印象に残った。・【銀の月の下で】離婚した父とのハワイ旅行と、母との小樽旅行。小樽で傷ついた少女の心は、大人になったときハワイで癒される。・うーん、4.5かな。3作目がちょっと偶然に頼りすぎの感があった。それを上回る作者特有の何かが足りなかった。


  •  小説だけど、スゴくハワイの雰囲気が伝わってきて
     好きだった。(現実味があるっていう感じ)
     いくつかのショートストーリーがそれぞれ面白かった。

     一気に読める。

  • ハワイにまつわる短編集。ハワイって行っても日本人だらけの嫌なイメージがあったけど、変わりました。

  • 197

  •  2008/5/19 読了

  • なんだか泣けた・・・
    オハナちゃんが山本さんの細い腕をみて
    あぁ・・・おじいさんだと思って・・・
    パパがおじいさんになるところを見たかった・・・って
    あたしも外を歩く度に、
    父に似た体系の人を見ると思っちゃう。

    前回はよしもとばなな作品・・・
    沖縄編(?)を読んだけれど、今回はハワイ。

    南の島には不思議な風が吹いているらしい・・・。

  • よしもとばなな、そんなに好きじゃないと思ってたのに、ここ2年くらい割と好き。で、なぜか少し悔しい気持ちに。人の死がほんのり感じる話に弱くなってきてるだけかもしれませんが、読んでいてまどろむ感じというか何というか。このお話は擬音・擬態語が印象的でした。あと熱帯の温度と湿度が感じられる描き方がほんとお上手。

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著者プロフィール

1964年07月24日東京都生まれ。A型。日本大学芸術学部文藝学科卒業。1987年11月小説「キッチン」で第6回海燕新人文学賞受賞。1988年01月『キッチン』で第16回泉鏡花文学賞受賞。1988年08月『キッチン』『うたかた/サンクチュアリ』で第39回芸術選奨文部大臣新人賞受賞。1989年03月『TUGUMI』で第2回山本周五郎賞受賞。1993年06月イタリアのスカンノ賞受賞。1995年11月『アムリタ』で第5回紫式部賞受賞。1996年03月イタリアのフェンディッシメ文学賞「Under 35」受賞。1999年11月イタリアのマスケラダルジェント賞文学部門受賞。2000年09月『不倫と南米』で第10回ドゥマゴ文学賞受賞。『キッチン』をはじめ、諸作品は海外30数カ国で翻訳、出版されている。

「2013年 『女子の遺伝子』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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