- Amazon.co.jp ・本 (207ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344015449
感想・レビュー・書評
-
まずは感想はやっぱ食べてみたい。
この話はテレビで放送され、映画でもあるのは知っていたけれどもまずは本を読んで興味が持てたらと。
読み終えて次は映画も観てみようと思います。
リンゴのお話もすごいけれども、御本人の人柄と家族が素敵な人達です。
リンゴへの探究心と愛情、自然と人間関係も同じととらえる考え方。
リンゴがすごいだけではなく御本人の人柄もあってテレビでの放送に沢山の反響があったのだと観ていなくても本を読めば分かります。
読むことができて良かったです。 -
リンゴの木はリンゴを生産する機械ではない、という言葉が響いた。自然が好きと言いながら、自然は私を癒す機械と見ていたと反省。
木村さんは頭だけでなく身をもって自然を理解している。自然との関わり方を教えてくれる -
読み応えあり‼︎
-
難しい説明もあったけれど、読みやすかった。
リンゴも人も、ひとりで生きているわけではない。
自然の中に、孤立して生きる命など存在しない。
肥料や農薬で甘やかさず、栄養を求めて地中深く、根を張り巡らす、強い命は、なんて美しいことなのだろう。
大事なのは何事もサステイナブルだと感じた。
良かったけれど、この本は著者の石川さんのフィルターが入ったものなので、次は木村さんの言葉を、そのまま受け取れる本を選んで読みたいと思う。 -
農業の勉強始め出して感じていた違和感に答えて貰った気がする本でした。
百の仕事をこなす百姓。そんな百姓は現在数少ないんじゃ…って思う。 -
農家・木村秋則さんの紆余曲折の半生を描く。
リンゴを無農薬で育てる。
ただそれだけのことが、いかに困難か。
現代のリンゴは工業製品のようになってしまったのだ。
最適な農薬を最適な手順で散布する。リンゴにとって最低限安全とされる基準で。
しかしそれは生産者やリンゴの木、土地、地球にとっては、まったく安全ではない。
地球の工場化。見えない汚染。
それに立ち向かったため、試行錯誤を何年も繰り返した結果、
大半のリンゴの木は枯れ、ご近所や親戚からは村八分・絶縁状態。
財産を手放し、家族にも貧しい生活を長い間、強いてしまう。
自殺しようと、山に登ってロープを掛けようとしたどんぐりの木。
そこに、ヒントが。
農薬の代わりに酢を最適なタイミングに最適な場所に使う。
化学肥料の代わりに大豆を植える。
草も生えたまま。
刈るのは秋が来たことを知らせるために秋に一度だけ。
肥料が十分ないのでリンゴの木は自分で根を伸ばし、栄養を探す。
葉を喰う虫もいるが、その虫を餌とする蜂やてんとう虫もいる。
そこに、小さいが独特のうまさのリンゴらしいリンゴが実を結ぶ。
リンゴとジュースをネット販売するが、人気が高すぎ、なんと抽選。
今期は不作で販売もままならないようだ。
自然の本来の力を最大限に生かす、このあたりまえとも言える方法、
ほかにも通じるものがある。 -
1つのことをずっと突き詰めるって本当にすごいことだと思ったし、覚悟が必要なことなんだとわかった。
人柄に感動した。 -
同僚に薦められました。現在読書中。
タグは、いろいろ付けてみた。
2017.12.21 『本を読む人だけが手にするもの』からの選書 -
肥料、農薬なしでリンゴを作る人の話。色々泣ける。
りんご食べてみたいですね〜。
私も前に読んで、顔が涙でグシャグシャになりました^_^
りんご食べてみたいですね〜。
私も前に読んで、顔が涙でグシャグシャになりました^_^
そうなんですよね、読み終えてすぐに購入出来ないか調べちゃいました。食べてみたいです。
表紙の笑顔が素敵で読んで...
そうなんですよね、読み終えてすぐに購入出来ないか調べちゃいました。食べてみたいです。
表紙の笑顔が素敵で読んでみたんですが。あの笑顔からは想像出来ない苦労をされてきたんですよね。