怖い話

著者 :
  • 幻冬舎
3.33
  • (3)
  • (16)
  • (14)
  • (5)
  • (2)
本棚登録 : 92
感想 : 24
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344016217

作品紹介・あらすじ

怪談、都市伝説、虫、病院、食べものなど、ホラー・怪談小説の鬼才が震える、身のまわりの怖い物事あれこれ-。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 著者がだいぶヤベー奴で面白い。
    正直好みのセンス。

    怖い怪談は割と真剣に怖かった。
    一人暮らしが怖くなった。

  • 表紙が怖いよ(´;Д;`)
    体験型の幽霊妖怪的ホラーを集めたのかと思いきや、普通に現実としてめっちゃ怖い話を集めてた。
    特に虫な!てか、ダメだよね、アシダカ軍曹の写真載せたらさ!
    ページめくった瞬間に、軍曹の写真のとこに親指かけてた時の私の気持ちよ!!電車の中じゃなかったら本投げちゃったかもだよ!!
    電車で読んでいて、ちょいちょい挟まる写真や大文字のタイトルが目に入った人はギョッとしただろうなぁ。。。
    怖い虫、怖い会社、怖い人、、これらは本当に現実として怖かった。
    あと怖い刑罰。。怖いんじゃなくて痛いわ。すごく痛かったよ、読んでいて。
    なんか、普通に怪談めいた体験談を読んで、むしろ和やかな気持ちになるレベルだったわ(笑)
    怖い絵の話は面白かった。検索して見てみようかと思うものもあったし。ルドンの絵は確かに不気味。
    珠玉のホラー集、、、というよりもなんていうか、、少し嫌な話を集めたって感じ。
    だけど、作家目線で書いてる半エッセイ本なので、適度にやさぐれてて、自虐めいた目線が面白いから最後まで読み切っちゃいます。

  • 表紙のインパクトがすっごい。象徴派の系列かと思ってたら、ベクシンスキーって現代画家だったんね。しかもその最期も…。
    一冊丸々「怖い〇〇」を集めたエッセイ。いわゆる超常現象の系統よりも、社会的な怖さにぞっとすることが多かった。

  • 怖い虫は読めなかった、怖すぎて…(^_^;)
    いろいろな怖さがてんこもり‼︎
    だけど表紙の絵はずるい(>_<)怖いし(>_<)

  • こ・・・怖かった

    「怖い絵」で最後の丸々1ページ載ってる霊の絵が怖すぎ・・・寝る前に読んで後悔;;

    他は、世の中色んな人がいるもんだなぁ~と、ぞわっとさせられました。



    市立図書館

  • (なんて不気味な表紙なんだろう)

    と、寒気を覚えながらも、目が離せず。
    何度か
    (借りるか、借りるまいか。)
    書棚から抜きつ、戻しつ、
    (やっぱり、読んでみたい。)
    と、結局図書館から借りてきた。

    怖い話、といっても
    食べ物、会社、隣人や病院、
    果ては映画や本に至るまで
    口伝に、どこかで聞いた事のあるような話が主なので、
    気楽に面白く読めた♪

    ただ、
    あまりにも不気味すぎて
    引き気味だったこの表紙の絵は
    『三度見たら死ぬ』
    と、噂のベクシンスキーの絵、なのだそう。

    まさか、そんな罠が仕掛けられていたとはね…^^;

  • ホラー小説ではなく、日常にあるちょっとしたものから、
    かなり怖いものの数々。
    これが、とても面白い。

    福澤さんが勤めていたデパート(たぶんSOGO?)。
    会議が多くて、まる2日会議して、さらに食事してからまた会議という
    面々が死の行進みたいだったこと。

    二、三人で飲み食いしたら、車が買えるくらいの勘定になる鮨屋。

    奇妙な偶然に出ていた話。
    JALのあの墜落事件。
    御巣鷹山のJALの機内誌が、何故か墜落現場の群馬県上野村の
    村長のインタビューだったという偶然。
    しかも町の占い師に「今年はあなたが世界中に注目されるような
    ことが起こる」と言われていたそう。これは怖い。

  • 実話怪談系の話になると、必ずといって良いほど出ていらっしゃる福澤徹三さんの「怖い××」でまとめたエッセイ本。
    九州在住で、地元を中心に怪談収集をしてらっしゃいます。
    さすがです、エッセイもなかなか怖いw
    でも結構笑える。

  • すじぼりの徹 表紙3度見たら死ぬベクシンスキーの素敵な絵

  • 心霊系の怖い話に関するエッセイかと思ったら、日常の怖い話に関するエッセイでした。
    やっぱり幽霊より人の世が一番怖い。
    個人的には「怖いバイト」が一番怖かったです。

全24件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

福澤 徹三(ふくざわ・てつぞう):1962年、 福岡県生まれ。ホラー、怪談実話、クライムノベル、警察小説など幅広いジャンルの作品を手がける。2008年、『すじぼり』で第10回大藪春彦賞受賞。著書に『黒い百物語』『忌談』『怖の日常』『怪談熱』『S霊園』『廃屋の幽霊』『しにんあそび』『灰色の犬』『群青の魚』『羊の国の「イリヤ」』『そのひと皿にめぐりあうとき』ほか多数。『東京難民』は映画化、『白日の鴉』はテレビドラマ化、『Iターン』『俠(★正字)飯』はテレビドラマ化・コミック化された。

「2023年 『怪を訊く日々 怪談随筆集』 で使われていた紹介文から引用しています。」

福澤徹三の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
有川 浩
加門七海、立原透...
中野 京子
三浦 しをん
有川 浩
貴志 祐介
小野 不由美
道尾 秀介
貴志 祐介
福澤 徹三
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×