カキフライが無いなら来なかった

  • 幻冬舎
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感想 : 224
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  • Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344016958

感想・レビュー・書評

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  • 又吉さんらしくてとても面白かったです。
    最後の【まだ何かに選ばれることを期待している】がなんとなく心に刺さる。

  • だいぶ前から気になっていた本。
    「‘せきしろ’って人が書いてるんだ~。ん?又吉も!?
    じゃあ、いらね!」
    と食わず嫌いをしていたあの頃の僕。
    その後、どうやら又吉は読書家らしいと情報を得て、
    「本好きとして、同じムジナを無視するわけにはいかない」と
    この本を購入♪
    内容は実にシュールって言うの?こおいうの。嫌いじゃない。
    ふとした悲しみや喜びについて綴られていました。

    いい大人になってへんなこと考えているのは僕だけじゃ
    ないんだと安心させてくれた一冊です◎

  • せきしろさんとピース又吉さんの、自由律俳句+エッセイの第1弾。

    今回も思わずにやり笑いがこぼれてしまいました。
    第1弾ということで、『まさかジープで来るとは』よりも厳選された作品がそろっているように感じました。
    エッセイもこちらのほうが笑いの要素大です。
    「春のパンまつり」のくだり、声をたてて笑っちゃいました。

    写真もすてきです。
    じぃっと見ていると、ちょっとした違和感とか、ズレた感じが、じわじわとにじんできます。

  • 買ってすぐ一気読みしてしまった。
    情けなさと、侘しさと、しょっぱさと、郷愁と、おかしみ。
    うっかり最後にじーんとする。

  • 又吉直樹氏の初の著書。才能を感じさせる川柳がたくさんある。また、途中で何度か書かれているショートエッセイのようなものが面白い。

  • カキフライ食べたくなりましたw

    ってな事で、せきしろ × 又吉直樹の『カキフライが無いなら来なかった』

    何気無い日常の一言と、超短編のお話。

    ホント下らない内容(笑)

    ボ~と何も考えたく無い時、現実逃避したい時に良いかもw

    たまにシュールな笑いが吹き出るかなw

    2017年16冊目

  • 最高に好き!!!

    なんて緩い人達なんだ
    緩い中にあるいいひねくれ具合

    それをサクッと言葉にできる天才

  • (あるある…)とクスッとしたり、
    その背景を思わず想像してみたり。
    自由律俳句は初めて読んだけれど、楽しみ方が分からず自分なりに読んでみた。
    読了後、せきしろさんの記事を読んだ所、全く同じ事が書かれていて、この楽しみ方で合っていたんだなとほっと一安心。
    他の作品も読んでみたいなと思いました。

  • 肩の力を抜いて読める
    赤裸々でありつつ、共感できるところもあり。

  • くすっと笑ってしまうものや、なんか良く分からんが深い、、と思うものの中に混じって、大切な人のことを想うものもあってそのギャップが面白い。
    思うものがあったときにその都度メモしてるのかな?

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著者プロフィール

作家、俳人。1970年、北海道生まれ。A型。北海道北見北斗高校卒。主な著書に『去年ルノアールで』『海辺の週刊大衆』『1990年、何もないと思っていた私にハガキがあった』『たとえる技術』『その落とし物は誰かの形見かもしれない』など。また、又吉直樹との共著に『カキフライが無いなら来なかった』『まさかジープで来るとは』『蕎麦湯が来ない』などがある。

「2022年 『放哉の本を読まずに孤独』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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