- Amazon.co.jp ・本 (287ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344016958
感想・レビュー・書評
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又吉直樹さん(ピース)とせきしろさんの自由律俳句集。
共感できたり着眼点が面白かったりして、いい句ばかりでした。私が全体的に特に気に入ったのは、又吉さんの句。
どういう意味なんだろう?と思った句もいくつかありましたが、いつかその句の意味や楽しさが分かる日も来るのかな…。 -
タイトルに惹かれ手に取った。正解。好きになった。
自由律俳句には馴染みが無かったけど、情景がありありと浮かぶものでどれも面白かった。
時折り挟まるエッセイタッチの散文も良かった。
短い中に心を曝け出す言葉が詰まっており、やっぱり表現者ってすごいなぁと改めて感じた。私なら無駄にカッコつけた言葉を選んでしまい、何にも響かない句しか詠めないんだろう。 -
極限に近いところから、ほらこれで遊べよ。と言わんばかりに繰り出されるワード群。これ、なんですの?というものも多々あり理解も笑いも遅れてやってくる。
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日常の一瞬の違和感を言葉で表現する。こういう感性を持ち続けたい。
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俳句ってこんなに自由でいいのか〜、楽しい。
エッセイも書かれていたけど
最後の又吉さんのが特に良かった。
せきしろさんの最後のもじーんとした。
全ての俳句に物語があるんだなぁ。
じんわりしたり笑ったり噛みしめたり。
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自由旋律俳句&短編エッセイを
せきしろと又吉直樹が交互に綴る作品
自由旋律俳句と言うのが良くわからないですが
5・7・5にとらわれない俳句?
というか季語も無いから俳句とは言えないような
お題のない大喜利のような感じがしましたね
エッセイは
先に読んでいた又吉直樹の第2図書関係補佐にも
書かれていた太宰治の話がありましたし
なんだかんだ最後の幼馴染?親友?とも言える女性友達との
エピソードはちょっとばかしほろっとしそうな雰囲気でした^^;; -
こういったたぐいの言葉を集めて歩いていたころがわたしにもある。いまもときどき、手帳の端っこに書き留めてしまう。前後の脈絡のない、世界を切りとるためだけのワンセンテンス。「醤油差しを倒すまでは幸せだった」
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ふたりが綴る、自由律俳句とエッセイ。
タイトルに惹かれて手に取った。
こういう形式の本は初めて読んだが、短い言葉から情景が想像できたり、何らかの感情が湧きあがったり、非常に興味深かった。
お手軽に読めるが、そのぶんゆっくりと楽しみたい一冊。 -
自由律俳句集。
『これ以上のダメージはジーンズではなくなる』せきしろ,