プリズム

著者 :
  • 幻冬舎
3.22
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本棚登録 : 2336
感想 : 482
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  • Amazon.co.jp ・本 (343ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344020641

感想・レビュー・書評

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  • 多重人格の男性との恋愛話。
    うーん...何でみんなヒロインに惚れるのかが分からない。

  • 多重人格の人との恋愛。ものすごく読みやすかった。けれども、主人公の女性には全く共感できなかった。恋は盲目とはいうけれど、何だか自分のことしか考えてないなと思って。

  • 超肩透かし。

    気になる相手が多重人格者で、好きになった人格は主人格じゃなかった。
    いずれは統合されてしまう副人格を好きになってしまった時、その別れはどのように迎えられるか。という距離でも死でもない別れを演出しようとした意欲作。

    なんだけど、土台がスポンジ。主人公の心情変化が急。共感できないうえに、終いには主人公もおかしくなってきて「まさかの人格分裂バッドエンド」かと思ったらそうでもない。なんだかもう全体的に暖簾に腕押しな感じで、読んでて疲れた。

  • 「永遠の0」や「海賊と呼ばれた男」などを読んだあとなので、これが百田作品なのかと違和感を覚えた。
    濡れ場のシーンもあるのだが、そのたびに百田さんの顔を思い浮かべてしまい、笑ってしまった。

  • 作中の誰にも感情移入出来ず。
    パターン通り幼児虐待から人格統合までの流れがあり誰が書いても多重人格ってこうなるのか。
    多重人格というジャンル自体もういいかと。

  • 百田尚樹の本ということで借りてしまった。解離性同一性障害のことを知ったので調べて、書きましたというような小説だな。主人公の梅田が多重人格の岩本広志に魅かれていく展開にちょっと無理があるかなあ。
    西図書館 913.6:H-99::0100523895

  • 期待が高すぎたようです。多重人格自体珍しくないし今更感がある。調べるのに力を割きすぎた印象で、肝心の話がつまんない。

  • これはないよ。百田尚樹って話題の人だから短そうなものを読んでみたけど、もういいや。

  • 「永遠の0」の直後に読んだからか・・・
    期待はずれでした。

    期待しすぎたってこともあるけど

    一気読みはできます。

  • 百田さんの作品は初めてでした。

    どうも主人公「聡子」にはちっとも共感できず、どちらかというと嫌悪すら覚えました。

    とにかく悪いことはすべて他人のせいで、言う事がコロコロと変わって、それなのに自分の思い通りにならない事は許せなくて。
    恋をすれば多少わがままになるとは思うけど、何でもかんでも自分の思い通りってのはな。ちょっと違和感。
    わざとそういったキャラに描いているんだろうか。

    一番違和感を感じたのが、会話が突然丁寧語になったり砕けた感じになったりが多いこと。
    読んでいて相当引っ掛かりを覚えました。

    多重人格のいくつかある人格の一つと恋をして、もっと苦悩しながらもお互いを思いやりというきれいな物語になるわけはないとは思っていたけどすっきりしない。


    【「僕は、実際には存在しない男なんです」世田谷に古い洋館を構えるある家に、家庭教師として通うことになった聡子。ある日、聡子の前に、屋敷の離れに住む謎の青年が現れる。青年はときに攻撃的で荒々しい言葉を吐き、ときに女たらしのように馴れ馴れしくキスを迫り、ときに男らしく紳士的に振る舞った。激しく変化する青年の態度に困惑しながらも、聡子はいつして彼に惹かれていく。しかし彼の哀しい秘密を知った聡子は、結ばれざる運命に翻弄され―。 】

著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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