殺生伝 疾風の少年

著者 :
  • 幻冬舎
3.30
  • (5)
  • (30)
  • (34)
  • (13)
  • (1)
本棚登録 : 313
感想 : 36
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (337ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344024007

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 内容紹介

    呪われた石がしばる姫と少年の運命とは――。「心霊探偵八雲」シリーズで大人気の神永学がはじめて描く、感動の戦国ファンタジー!

    「私はだれかの命を犠牲にしながら生き残るしかないの?」人の命を吸うという怨念の石、殺生石を体に宿して生まれてきた咲弥は、この石に縛られながら生きてきた。時は戦国の世。この石を利用して天下をとろうと企むものたちが大勢いる。甲斐の武田晴信もその一人だ。咲弥の父である笠原清繁を攻め自害させ、執拗に咲弥を追い続ける。そんな輩から逃げてきた咲弥と知り合った一吾は、咲弥のまっすぐな目に惹かれ、彼女を守ろうと心に決める。運命とはどこまで抗うことができるものなのか? 動乱のなかで人はいかにして大切な人を思うのか? 「八雲」シリーズはじめ、いま若者に絶大な人気を誇る作家が壮大なスケールで描く、生きる意味。


    内容(「BOOK」データベースより)

    「それでも、生きろ!」時は戦国の世。近づく者の命を吸う“殺生石”を生まれながら体に宿す、信濃国志賀城の姫君、咲弥は、周囲の人間に忌み嫌われながら生きてきた。甲斐の武田晴信(のちの信玄)は、その石欲しさに志賀城に戦いを仕掛ける。一方、城から逃げだした咲弥は、道中、山奥で暮らす一吾という少年に出会う。咲弥を石の呪縛から解き放ちたいと望む一吾。しかし、武田軍の影はどこまでも執拗に追ってくる―。動乱の世、運命に抗い、生きる意志を貫く人々を描く新シリーズ開幕!

全36件中 31 - 36件を表示

著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

神永学の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×