森は知っている

著者 :
  • 幻冬舎
3.60
  • (52)
  • (166)
  • (161)
  • (24)
  • (2)
本棚登録 : 981
感想 : 169
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (332ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344027541

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 孤児をスパイに養成する機関の話。
    終盤の「裏切り」以降は良かった。
    その前までは、GNN計画からAN通信ができた過程が話が簡単すぎて、スパイ組織の背景がよくわからなかったり、いくつかの疑問をそのまま読み進めざる得なかった。
    また、スパイ組織の決まりとして、行動を聞いてはいけないと書いているのに、後半ではみんな聞いてるのは何故?

著者プロフィール

1968年長崎県生まれ。法政大学経営学部卒業。1997年『最後の息子』で「文學界新人賞」を受賞し、デビュー。2002年『パーク・ライフ』で「芥川賞」を受賞。07年『悪人』で「毎日出版文化賞」、10年『横道世之介』で「柴田錬三郎」、19年『国宝』で「芸術選奨文部科学大臣賞」「中央公論文芸賞」を受賞する。その他著書に、『パレード』『悪人』『さよなら渓谷』『路』『怒り』『森は知っている』『太陽は動かない』『湖の女たち』等がある。

吉田修一の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×