- Amazon.co.jp ・本 (438ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344029835
感想・レビュー・書評
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なぜ人間は、物語を書くのだろうか?
それは、人間とは「物語を創る生き物」であり、「物語の中にいる生き物」だからだ。自分が自分であるために、自分の「心」を手放さないように、しっかりと自分の中に「心」を抱きしめておくために、人間は「物語」を生み出し続けていかなくてはならないのだ。
(P.244)詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
意外やわりとSFだった。
時間ものは好きだけど、最近増えてるし、まあ軽いノリのやつかな、と思いきやけっこうしっかりだった。
ううむなるほどウイルスね。
しっかり理解できたかといわれると、えーと…と言ったところだけど、なかなか刺激的でしたし最終的に「戻ってくる」オチもよかった。 -
800年後にどうやって行くのか?
なんかごまかされた感はありますが、成程ね。
ただ、肩透かしをくった結末でした。 -
まぁまぁ面白かった。最初はあれれという感じだったが、最後の方で楽しめた。
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特殊過ぎるSFモノは苦手なのですが、本作は割りと現実的な設定だったので、物語世界にすんなりと入り込むことが出来ました。
ストーリーは、800年後にいく手段がなかなか奇想天外で興味深いですし、中盤から様々な要素が絡まるサスペンスフルな展開で読み応えがありましたが、壮大な物語の割には小ぢんまりと纏まってしまった感があり、やや物足りなさを感じました。 -
2016/08/30読了