四十回のまばたき (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 843
感想 : 89
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  • Amazon.co.jp ・本 (260ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400108

感想・レビュー・書評

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  • リアリティがなさすぎてなんとも…。
    筆者の想いを噛みしめるため今一度読んでみたい気もするが、イマイチ面白みに欠けるためその気が起きない。

  • 重松清作品に出てくる、主人公のタイプ。作家、クール、無口、感慨深い、お人好し、人に好かれるタイプ。正にそれが売れない翻訳家の圭司。圭司の妻玲子はキャリアウーマンで表向きは仲は良くバランスのとれた夫婦。ひょんなことから翻訳した小説が売れて軌道に乗り始めた?頃。彼女は会社帰りに呆気なく交通事故で亡くなる。しかし彼女の死は不倫の帰り道だったと後に知る。彼女の妹耀子は冬眠するという奇病で手当り次第にセックスするような女。いつも冬眠時期には圭司の家で面倒を見る事になっていたが今回、彼女は妊娠していた。父親は圭司だと指名する。
    売れた小説の作者「セイウチ」と編集部の「って感じ」を交えて、圭司と耀子と産まれてくる子の家族になるためのぼんやりとした物語。
    掴みどころなく意味わかんないが、読みやすい文面で読んじゃう。
    いつもこんな感じだよね。重松清さん。

  • よくわからなかった

  • 昨年末に読み終わっていた本なので、ちょっと記憶に薄れてる。
    重松清にしては、あまり面白くなかったんだな。
    重松の初期の作品らしい。

    冬になると冬眠しちゃう、奥様の妹さんのお話。

    そんな事あるかなぁ。

    あまりお勧めしない本。

  • 売れない翻訳家。妻、義妹、作家と欠落感を抱きながら接する。

  • わかりづらい話。売れない翻訳家と妻。妻は交通事故で死に浮気していたらしい。妻の妹は冬眠するという不思議な病気。しかも妊娠している。
    セイウチに似たアメリカ人作家との出会い。
    なんか最後まで緊張して読んじゃった。

  • 冬眠をする義妹と
    亡くなる直前まで浮気をしていたらしい妻。
    そして僕…。

    眠り続ける少女の話を以前テレビで見ていたし
    興味深く読み始めたのだけれど
    はっきりいってつまらなかった。
    最後の方は完全に斜め読み。

  • 29歳から30歳になる頃に書いた、まだ若い重松作品。
    少し仕掛けが大げさすぎたかな。

    あとがきの使い方にハッとした。

  • ん〜…。

  • かーーーー、だめだ。
    いや、流星ワゴンはとってもよかった。
    この人は女性を書かないほうがいいんじゃぁなかろうか…。

著者プロフィール

重松清
1963年岡山県生まれ。早稲田大学教育学部卒業。91年『ビフォア・ラン』でデビュー。99年『ナイフ』で坪田譲治文学賞、『エイジ』で山本周五郎賞、2001年『ビタミンF』で直木三十五賞、10年『十字架』で吉川英治文学賞を受賞。著書に『流星ワゴン』『疾走』『その日のまえに』『カシオペアの丘で』『とんび』『ステップ』『きみ去りしのち』『峠うどん物語』など多数。

「2023年 『カモナマイハウス』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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