4U (幻冬舎文庫 や 1-8)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1084
感想 : 69
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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344400184

感想・レビュー・書評

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  • 発表で山田詠美をやるがために、できるだけ読もうと努力。1週間切ってる段階で、彼氏ん家で見かけたから借りてくるって時点で、努力してねえ。
    日本人以外(でもアジア人)のキャラクターの視点の作品が2作品もあって意外だった。あれ、この人海外舞台で書くんやー、っていう。何となくそっちの方が面白かったのは、日本人のキャラクターより外国人のキャラクターのほうが魅力的だからかなぁ。新鮮なだけかもしれないけど。
    あとはあとがきが若干お洒落だったなぁと思う。この人の恋愛観、難しいよな…。

  • 恋は化学反応(ケミストリー)!


    タイトルにもなってる「4U」と「天国の右手」がまぁすきかな。
    自分にしかわからないすきなひとのすてきなところに価値をかんじるというのはふむふむってかんじ。   さとこ

  • 恋愛的な感情などとかは、私はまだ理解できなかったけれど、人間観とか、なんか、人間的な至極当たり前大事なことが・・・なんてゆうか、うまくいえないけれど、目に見えないことなんだけど、至極当然なことがかいてあるかんじで、おもしろかったです。(でも読むのに気力がいる(なぜ)ので 「血止め草式」と「高貴な腐蝕」しかよめてませーん^^^;) でも内容がぜんぶわかるようになるのは当分先でしょう・・・。わかるにはきっとまだまだ人間的にこわっぱっす

  • 060221

    英語では,恋に落ちることをChemistryと表現したりするらしい。
    化学反応かぁ。

    この短編集,どれも大人の恋って感じだった。
    不倫とか略奪とか。

  • 表題作、4Uが素晴らしくかわいらしい。
    読んでまんぞくして、またしばらく経ったらまた読みたくなる。

  • 9つの濃厚な恋愛ストーリー。

  • H12/08/25 初版

  • エイミーワールド。
    興味深く読んだけれど、読んでいるときは私のような子供はまだまだお呼びでないなんて想った。
    エイミーに追いつくにはあとどれくらいかかるかしら。
    近づいてはいるけどね☆

  • どれもよかったけど、「天国の右の手」が一番すき。

  • 2007/8
    男が長いことつかっていたバスタブの残り湯は、はたしてスープか。
    まず、ライフを細切れにして、1日の大きさにするとこからはじまる。

    エイミーの作り出す言葉はホンマ素敵。

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著者プロフィール

1959年東京生まれ。85年『ベッドタイムアイズ』で文藝賞受賞。87年『ソウル・ミュージック・ラバーズ・オンリー』で直木賞、89年『風葬の教室』で平林たい子文学賞、91年『トラッシュ』で女流文学賞、96年『アニマル・ロジック』で泉鏡花文学賞、2000年『A2Z』で読売文学賞、05年『風味絶佳』で谷崎潤一郎賞、12年『ジェントルマン』で野間文芸賞、16年「生鮮てるてる坊主」で川端康成文学賞を受賞。他の著書『ぼくは勉強ができない』『姫君』『学問』『つみびと』『ファースト クラッシュ』『血も涙もある』他多数。



「2022年 『私のことだま漂流記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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