- Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344404397
感想・レビュー・書評
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怖…後半からそんな感じが沸々と。
中盤までは、まーこんなもんでしょって読んでいたが、読み終わった後も、ホラー映画みたい思うが、怖さが残る…本中の刑事の言葉が蘇る。無意識の悪意、無造作の悪意…これが怖いと思わせるものだからかだろうか。印象的な本になったかもしれない。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは怖かった~。でも途中で止められなくて、夜中に一気に通読してしまった。スリル感って意味では、かの”黒い家”に匹敵するんじゃないか、と。ただ、プロットが同作と似ているから(理由のない逆恨み、酷い臭い、信頼の置ける人間が返り討ち、など)、その分、あと出しのこちらは評価辛め。違いといえば、最後にバケモノが倒されるか逃れるか、という点くらいでしょうか。スーパーナチュラル系のホラーは好きじゃないけど、やはり怖いのは人間ですね。ってか、このリカって、実はゾンビですよね。土気色でガリガリ体型で死臭がして打撃が効かない…そのものじゃん。となってくると、ちょっとう~ん…ではあるんですが。
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『怖い』というより、非常に不気味な作品。
タイトルにもなっている「リカ」という女性は、最後まで謎な部分が多く、わからないからこその怖さが非常に効果的に伝わってきた。
その人間離れした行動や体質は、リアリティとは少しかけ離れてはいるが、それでもなお、相手を、そして読者を恐怖へと追い込む緊迫感がある。
物語は妻子がありながら出会い系サイトに手を出した男性が、そこで知り合ったリカという女性に、始めは惹かれ、そして最後は逆に追い込まれていくというもの。
日常に刺激を求めて、ほんの軽い気持ちで始めた火遊びが、取り返しがつかないほどの大火事となって追いかけてくる。
読後もふとした時に、自分の後ろに「リカ」が立っているのではないかという恐怖の余韻が暫く残った。 -
読み進める度に異常なストーカー行為がノンストップで起こり、一瞬で読み終わるくらい夢中になりました。
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今から21年前の、中学生の頃に夢中で読んだ小説です。怖いけど面白くて、周りの友達にも勧めていました。何回も何回も読んで、文庫本がボロボロになるぐらい読んでいました。今でも思い出すと読みたくなって、懐かしさも感じながら読んでいます。
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題名が気になって読んだ。怖かった。どんどん深みにはまって追い詰められて、恐怖心でページをめくる手が止まらなかった。読んだあとも、まだ気持ち悪い。リカっていう名前、恐ろしい響きだな。実際にありそうで怖かった。
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面白かったけど、物理的にリカが強すぎでは。。
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#読了 一気読みしてしまったー!とんでもない電波ストーカー女のリカ。実在しているにも関わらず凄まじい実行力と生命力と精神力で、もはや怪異の域に達している。
出会い系サイトで女性とメールのやりとりする前半は、結構読むのがしんどい。本間が浅はかで気持ち悪かった。 -
ちょっとした出来心が破滅につながっていく設定は面白いし、メールのやりとりはリアリティがあって引き込まれた。
しかし、後半のリカの描写はほとんどオカルトで白けてしまい、恐怖というより気持ち悪さだけが残ってしまった。 -
そうとうなストーカー。主人公の会社員が能天気な設定で少しイライラするも、最後まで読めます。気色悪さも作者の意図なのだろう。