リカ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.50
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本棚登録 : 5471
感想 : 663
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404397

作品紹介・あらすじ

妻子を愛する42歳の平凡な会社員、本間は、出来心で始めた「出会い系」で「リカ」と名乗る女性と知り合う。しかし彼女は、恐るべき"怪物"だった。長い黒髪を振り乱し、常軌を逸した手段でストーキングをするリカ。その狂気に追いつめられた本間は、意を決し怪物と対決する。単行本未発表の衝撃のエピローグがついた完全版。第2回ホラーサスペンス大賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • 漫画「座敷女」のファンなので、座敷女のパクり感を感じで没入できなかった。文庫本のみに掲載されている最後のエピソードが良かったので星3。

  • 読み進める度に異常なストーカー行為がノンストップで起こり、一瞬で読み終わるくらい夢中になりました。

  • 再読。

    やっぱり面白かった。リカが怖い。だけど自己中の本間隆雄に罰と恐怖を与えてくれて、ありがとう。
    ありえないくらいリカは強いから、次はどうするの〜?って笑。そして、そうかなるほど、やっちまったなぁとニヤついてしまいました。

  • 今から21年前の、中学生の頃に夢中で読んだ小説です。怖いけど面白くて、周りの友達にも勧めていました。何回も何回も読んで、文庫本がボロボロになるぐらい読んでいました。今でも思い出すと読みたくなって、懐かしさも感じながら読んでいます。

  • 怖すぎたーーしかしのめり込んだーー
    抜け出せず、結局シリーズ全部読みました(怖)

  • いやああああ怖すぎる!
    ちょっと読んだら風呂入ろうと思ってたら2時間たってた、1人で風呂入るの怖い
    救いようのない絶望感のなかで、もしかしたら助かるかなと思わせる展開で、最後までどきどきした
    とにかく単独行動はやめましょう、複数いてもやられてたけど

  • ドラマを先に少し見ていました。リカが高岡早紀さんなので、普通に美人だから、精神異常がある美人な女性のイメージでした。が、小説を読むと、口裂け女のような怪談話を彷彿とする雰囲気、極め付けに、ラストのリカの狂気。最後の数ページで、リカが最も相手を苦しめる方法で相手を自分のものにする様を描いていて、衝撃的でした。

  • 恐怖体験 始めました。

    出合い系サイト 直接会ってもいないのにここまで執着されるなんて思ってもなぃだろぅ。
    どんどん 追い詰められて行くのに、周囲(警察)に相手にされない あたりもリアル過ぎて恐怖心を煽られた。のに、すらすら読ませる構成が凄い!

    ぼちぼち シリーズ読みすすめて行こう

  • リカシリーズの原点にして頂点。

    作中でリカの顔を
    「美の残骸」と表現していたが、これが秀逸で印象に残っている。
    残骸、だなんて普通は美しいものに対して使わないからだ。
    リカの恐ろしさを引き立てる良い表現だった。

  • どこかしら洋画ホラー感もあった

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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