リカ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 5497
感想 : 664
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404397

感想・レビュー・書評

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  • #読了 一気読みしてしまったー!とんでもない電波ストーカー女のリカ。実在しているにも関わらず凄まじい実行力と生命力と精神力で、もはや怪異の域に達している。
    出会い系サイトで女性とメールのやりとりする前半は、結構読むのがしんどい。本間が浅はかで気持ち悪かった。

  • ちょっとした出来心が破滅につながっていく設定は面白いし、メールのやりとりはリアリティがあって引き込まれた。
    しかし、後半のリカの描写はほとんどオカルトで白けてしまい、恐怖というより気持ち悪さだけが残ってしまった。

  • ただただリカ怖い
    マッチングアプリ怖い
    どんな臭いなのか気になった

  • 昔読んだ「王様ゲーム」に似ていると思いました。
    読んでいて多少気味が悪くなる場面はあるものの、ストレス無く読み終える事が出来ます。
    私は怖くなかったので、初心者向けかもしれません。

    都市伝説系のホラー小説です。

  • ★購入済み★

  • ホラーはあまり好んで読まないのだが、試しに読んでみた。前半の、ネット恋愛にはまっていく過程が、自分自身の経験を思い出し、楽しく読めた。後半は正直あまり興味が持てなかった。僕には、最近読んだ山本文緒の『恋愛中毒』などのほうがよっぽどリアルで心にささるものがあった。

    とはいえ、力のある作家さんであることはわかった。他の本も読んでみたい。

  • 不気味さと恐怖全開。

    主人公の本間が、出会い系サイトで出会ったリカという女性に追い回される話。

    とにかくこのリカが怖い。
    常軌を逸した精神で、異常者感がかなり強い。
    狂ってるとはまさにこの人のこと。
    そして身体的な部分でも不気味さが漂う。
    かなり痩せ型で身長が高く、肌は浅黒く、シワっぽい。
    また、髪はパサついている。
    極めつけで腐卵臭がする。

    頭の中に想像で出来上がった人物はもうほとんど人間ではなく、だからこそ怖い。
    こんなのに追われ続けるなんてとてもじゃないけど、平静を保っていられないし、
    こんなのが潜んでいるのかもしれないと思うと、恐ろしくて出会い系サイトは使えない。

  • ❇︎
    リカ(RIKA)

    物語の始まり。
    始まりでありながら、既に最上級に怖い。

    出会い系サイトで若い女性を探していた本間の
    浅はかさや、ちょっと美味しい思いをしたい
    という身勝手さにはほとほとウンザリするので、
    やったことは自業自得として切り捨てたとしても、
    あまりにもリカが怖い。

    リカの人を超えた異常さは、ホラー以上に
    存在そのものが恐怖です。

    リカのやることなすこと全てが怖いし、
    残酷な描写にも目を覆いたくなるのに、
    続編を読もうと思ってしまう程の
    強いクセ感があります。

  • 憎悪の塊
    人の人生は、ちょっとした出来心や出会いで変わってしまうものなんだね

  • 狂気。
    男の人も軽率すぎる。
    ただシリーズがたくさんあるらしいから
    続きが気になるっちゃ気になる。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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