リカ (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 5497
感想 : 664
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  • Amazon.co.jp ・本 (406ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344404397

感想・レビュー・書評

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  • 奥さんと娘のいる40代男性が出会い系で リカさんという女性に出会って、普通にメールのやりとりしていたけど、だんだんリカさんがストーカーになっていく話。電話番号を変えても電話がきたり自宅や会社がバレていたりどんどん大変な事になっていってただただ怖かった。他人は簡単に信用出来ないなと思った。サクサク読めるけど、想像以上に怖くて残酷でちょっと具合が悪くなった。笑

  • キモい、怖い

  • アラフォーの男性が出会い系で知り合った女性にストーカー行為に合うというシンプルなストーリー。
    その中での迫り来る恐怖が印象的。
    常識的なコミニケーションがとれないストーカーが次に何をしてくるのか。
    読んでいて、ハラハラ、ドキドキ怖かった!
    続編を読もうか迷う。

  • 憎悪の塊
    人の人生は、ちょっとした出来心や出会いで変わってしまうものなんだね

  • 胸糞悪いラストに衝撃。
    本間隆雄の後々のことを考えただけで反吐が出る。
    精神的に追い詰められていく様は、本当に現実的で
    身の毛もよだつ。

  • ドラマは未見。
    そのうちにと温め続けてた「リカ」 (文庫)
    登場人物も少なく脇に逸れるエピもなく伏線もなく。とにかく本筋だけでノンストップで狂ったリカが迫ってくる。
    解説で知ったけど文庫化でエピローグが加筆されたそうで。無い方が良いという意見もあると思いますが、私は面白かった。違う形で恐怖と絶望が増してます。
    シリーズ出揃ってから読むのも悪くないですね。

  • いやー、すごかった!
    本読みながら、息止めるとか鼻塞ぐとか…こんなにしたことない。

    絶対に会いたくないけど、遠くから、ちょっとだけ臭うくらいの距離で見てみたい…かも。

    最後も圧巻といくかなんというか。

    で、これがシリーズ?どんな風に?
    読みたいような読みたくないような。

  • ただただ恐ろしい。
    本が赤黒く染まっていくかと思った。
    恐怖でリカをイメージしたくないのに、頭に浮かんで迫ってくる。
    あ、これは逃げる事ができないんだ。と、焦りました。
    しばらくリカがべっとりまとわりついて、離れてくれません。

  • 出会い系サイトで知り合った女からストーカー被害に遭う設定はおもしろい。偏見だけどこうゆうケースは女の方がヤバそうだし狂気的。

    ただ”スマホを落としただけなのに”のような犯人側の執着が見えないとリカはどうやって本間の素性を調べ上げたのかが謎で車と同じ速さで走ったりゴルフクラブで殴られようが、銃で撃たれようがお構いなしな所が人間というより、vs化け物で人間の怖さが見えなかったのが少し残念。

    でも続編気になる…♡

  • こっわ……。シンプルに怖い。
    42歳の妻子あるサラリーマンが、出会い系サイトでやばい女を釣り上げてしまい、付きまとわれる話。リカのイカれっぷりがすさまじく、一気読みしてしまった。この女、不死身の化け物か何かなの?そして清々しいほどのバッドエンド。嫌いじゃない。読んだ後、うちにもリカが来そうで怯えた。
    続編もあるみたいですが、ターゲットを替えてまた襲来するのだろうか。めっちゃ怖いやん。続きも読もう。

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著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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