風の盆幻想 (幻冬舎文庫 う 3-7)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 153
感想 : 12
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  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344413368

作品紹介・あらすじ

富山県八尾で老舗旅館の若旦那が謎の死を遂げた。自殺で終わらせようとする警察に疑問を感じた浅見光彦と軽井沢のセンセは、胡弓の音色響く風の盆祭りのなか、調査に乗りだす。八尾、飛騨高山、神岡を辿るうちに見えてきた「おわら」をめぐる対立に引き裂かれた恋人たちの過去-。哀切な調べにのって浅見光彦の推理が冴える傑作長編ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • 富山県八尾で老舗旅館の若旦那が謎の死を遂げた。自殺で終わらせようとする警察に疑問を感じた浅見光彦と軽井沢のセンセは、胡弓の音色響く風の盆祭りのなか、調査に乗りだす。八尾、飛騨高山、神岡を辿るうちに見えてきた「おわら」をめぐる対立に引き裂かれた恋人たちの過去―。哀切な調べにのって浅見光彦の推理が冴える傑作長編ミステリ。

  • 図書館で借りた本
    久しぶりの浅見光彦シリーズ。
    今回は、作者の内田氏と一緒に取材旅行へ出かけます。
    風の盆のお祭り直前、地元の男性の死体が見つかる。警察は自殺で片付けるが、遺族は納得できず内田氏を通して浅見のもとへ相談が持ち込まれることになった。
    この事件の裏には、意外な事実が隠されていた。

  • 西馬音内盆踊り
    秋田県雄勝郡羽後町西馬音内(にしもない)

  • 10/09/29読了

  • 浅見光彦シリーズ。
    おわら風の盆を舞台に、旅情豊かなミステリー、を期待して。
    うん、確かに旅情豊かで、おわら風の盆も良かったけど、軽井沢のセンセがうるさくて、やっぱり今ひとつ。

    最近このシリーズ2つ星が続いているなぁ。

  • 安定感ですね

  • 借りた本。八尾の「越中おわら風の盆」をめぐる殺人事件の話。作中に軽井沢のセンセとして内田康夫がでてくるのがちょっと笑えた。浅見シリーズ。

  • 老舗旅館の若旦那が謎の死を遂げた。浅見光彦と軽井沢のセンセは、独自に真相を探る。八尾、飛騨高山、神岡を辿るうちに見えてきた恋人たちの過去。浅見光彦の推理が冴える傑作長編ミステリ。

  • 富山県八尾の老舗旅館の若旦那の変死事件の調査に乗り出した浅見光彦と軽井沢のセンセ。


    事件の背景には「おわら風の盆」の歴史と伝承の正統論争があって、これが読後に公式ページ?(http://www.city.toyama.toyama.jp/yatsuo/nourin/owara/index.html)など見ても出てこないような、かなり詳しい説明になっている。

    著者のあとがきによれば、事実にのっとって脚色を加えたもの。。。とありまして、どこまで信じたものか?ですが、富山も昨年の東海北陸自動車道の全線開通以来、近くなったので、今後見に行く機会があるかもしれません。その時のお楽しみになりました。

    (2009/9/28)

  • 久しぶりの内田康夫。
    ちょうど、8月29日〜9月1日と作中とほぼ同じ日にちで読みました。おわら、一度見てみたいです…が、大変な人出らしいですね〜

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著者プロフィール

1934年東京都北区生まれ。1980年に自費出版した『死者の木霊』で衝撃的デビュー。主人公の信濃のコロンボこと竹村警部が活躍する作品に加え、1982年に刊行された『後鳥羽伝説殺人事件』で初登場した浅見光彦を主人公にしたミステリー作品は大ベストセラーに。映像化作品も多数。2018年逝去。

「2022年 『箸墓幻想』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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