パパとムスメの7日間 (幻冬舎文庫 い 18-5)

著者 :
  • 幻冬舎
3.75
  • (28)
  • (72)
  • (48)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 646
感想 : 60
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344413634

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 笑いあり感動ありでおもしろかったです。でも私は絶対入れ替わりたくはないですね。

  • 中身が入れ替わるなんて自分だったらいやだ。

  • 昔からよくあるとりかえものだが、最後まで楽しく読んだ。口をきかなくなった娘と父だけになかなかだ。相手の立場に立ってとはよく言われる言葉だが、この設定こそがまさしくそれ。変わったことで父の会社での立場や、娘の交際がプラスに転がっていくところがよかった。
    ★は4以上。

  • ドラマを見て知りました。
    父親と娘が事故をきっかけに入れ替わってしまい、周りの人にばれないように1週間過ごすという話。ばれないように娘になりきろうとする父親の姿や、父親が会社で努力していることを知り、心を開いていく娘の姿など、とても読みごたえのある話だった。

  • この本はあるきっかけで娘と父親が入れ替わってしまうという内容。
    中身が女子高生のサラリーマンと外見が女子高生の大人…
    2人のやり取りや、周りに気付かれないようにとの配慮は
    本当に面白く読めた。
    実際に自分が、父親と入れ替わったら・・・
    本当にいやなものである。
    自分の学校生活や、友達関係でのことがいろいろ
    わかってしまうのと同時に、入れ替わった自分は
    社会に出なければならないのである。
    考えただけで、本当に嫌になってしまう。
    本の中の世界だけで本当に良かったななどと思い
    ちょっと面白くなるような一冊。

  • 実際あったら本当に嫌だと思いました。
    最後は親子愛が良かったと思います。

  • 高校生の娘がお父さんを無視してるところなどとてもリアル。あと口調やしぐさなどで四苦八苦してるところなど、面白かった。香水プロジェクトにいろいろ言いたくなる女子高生の気持ち、「あーそういうふうに考えてたよねー昔」って感じだった。すごくリアル。最後、確執の原因みたいなことが明らかになるんだけど、事実はそんなものなんだろうけど、なんとなくストーリーから外れてるような感じもしたけど、すっきりはしたというか、落ち着くところに落ち着いてよかった。

  • パパと娘が事故に遭い、入れ替わってしまう1週間を書いた不思議な話。
    入れ替わる前はパパのことが嫌いだった小梅だったが入れ替わってみてパパの苦労や努力がわかり、だんだん心を開いていくようになる心境の変化がとてもうまく描かれていました。
    パパが小梅になって女子高生に一生懸命になろうとしているところがおもしろかったです。

  • 単純に面白い。ムズカシイ事を考えず一気に読めます。

  • 列車事故をきっかけに
    パパとムスメのココロが入れ替わってしまう、
    っていう、ストーリーとしてはよくありそうな物語。




    パパ47歳、サラリーマン

    ムスメ16歳、高校2年生



    この登場人物紹介だけで

    <色:#ff0066>「あ~、なんか微妙な関係なんだろうな」</色>

    って想像できる。




    そんなスタンダードな設定なんだけど
    話は意外なことにとってもおもしろくて、
    最後までまったくstopせずに読み切った。




    パパの優柔不断さにちょいイライラしてみたり、
    ムスメのつれなさに腹を立ててみたり。

    父をキライになったことのない私には
    父親を避ける心境があんまり理解できないわけです。

    でも、ムスメの活躍は痛快だったし
    パパの器の大きさにじんわりきてみたりもしたし
    すごくおもしろかった。




    ドラマ化されるみたいね。
    このreviewを書こうとして知ったけど。
    たしかにドラマにしても面白そうな話だ。
    見てみたいよーな気もする☆

全60件中 41 - 50件を表示

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五十嵐貴久の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×