パパとムスメの7日間 (幻冬舎文庫 い 18-5)

著者 :
  • 幻冬舎
3.76
  • (29)
  • (72)
  • (48)
  • (8)
  • (1)
本棚登録 : 648
感想 : 61
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (468ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344413634

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 列車事故をきっかけに
    パパとムスメのココロが入れ替わってしまう、
    っていう、ストーリーとしてはよくありそうな物語。




    パパ47歳、サラリーマン

    ムスメ16歳、高校2年生



    この登場人物紹介だけで

    <色:#ff0066>「あ~、なんか微妙な関係なんだろうな」</色>

    って想像できる。




    そんなスタンダードな設定なんだけど
    話は意外なことにとってもおもしろくて、
    最後までまったくstopせずに読み切った。




    パパの優柔不断さにちょいイライラしてみたり、
    ムスメのつれなさに腹を立ててみたり。

    父をキライになったことのない私には
    父親を避ける心境があんまり理解できないわけです。

    でも、ムスメの活躍は痛快だったし
    パパの器の大きさにじんわりきてみたりもしたし
    すごくおもしろかった。




    ドラマ化されるみたいね。
    このreviewを書こうとして知ったけど。
    たしかにドラマにしても面白そうな話だ。
    見てみたいよーな気もする☆

  • この本はドラマ化されていて見ていたけどとても面白かったです。
    主人公は某王手化粧品会社に勤め、一人の娘をもつ父親・・・
    務める会社の方針で若者向けの商品開発チームのリーダーを任されてしまう。親子の仲は悪く娘は普段ろくに口もきいてくれない・・・
    ところがそんなある日娘と中身が入れ替わってしまう。
    これから娘と父親の大変な日々がはじまる。はたして仕事や学校生活はうまくいくのか?もとの自分に戻ることができるのか?親子の仲は良くなるのか?
    話の内容も濃く面白いのでぜひよんでみてください

  • 例によってグリニッジ図書館で借りてきた本。ただし娘が。
    「TVドラマになったんだよねえ」
    ああ、確かに。
    読んでみましたが、おもしろかったです。たいしたきっかけもなく話さなくなってしまった父と娘が入れ替わっちゃったことで、また新たな親子関係になる話なんだけど、我が家のように中2になってもあいかわらずべったりの父子関係の場合は、どうなんだろう??

  • 舘ヒロシとガッキーでドラマ化されてたのかぁ。

    表紙の絵柄からして「強気パパ」と「ビビリムスメ」かと思ったけど、ちがった。

    メインはどちらかというとムスメ(小梅)視点のほうかなぁ、と思う。

    パパが勤める化粧品会社のあのプロジェクト、ムスメが口出ししたおかげで

    どういった結末になるのかが一番気になる。

    今では消費者視点で考えられるのが大体普通だけど、老舗ゆえにめんどくさいんだろうなぁ。


    ママ視点も含んだ続編があるみたいなので、読んでみたい。

    ドラマも見てみたいな。

  • がっきーに萌えた私もオヤジ組だと思う

  • 会話のない父と娘がひょんなことから心が入れ替わって
    父が娘で娘が父に!

    だけどこれがきっかけで
    お互いの想いだとか置かれてる状況だとか
    分かっていって
    心の距離が近くなっていって

    逃げの姿勢は全てをダメにするんだな
    と思った小説

  • TVドラマを先に見てしまっていたので、残念。TVシナリオよりも、父娘の心の交流が強調されている感じ。

全61件中 51 - 60件を表示

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業。『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌02年デビュー。以来、警察小説・青春小説・サスペンス・時代小説等、ジャンルにとらわれずに活躍中。

「2023年 『交渉人・遠野麻衣子 爆弾魔』 で使われていた紹介文から引用しています。」

五十嵐貴久の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
米澤 穂信
五十嵐貴久
伊坂 幸太郎
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×