私の10年日記 (幻冬舎文庫 し 31-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 98
感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (512ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344416529

作品紹介・あらすじ

「フカダキョーコに似てますね」になぜか逆ギレ。欽ちゃんのおでこをペチと叩いてみる。誰も知らないホーミーのモノマネにトライ。三谷幸喜さんの誕生会で激しく乱れる。ナンシー関さんや渋谷ジァンジァンとの別れに涙。…テレビの世界を自由自在に遊泳するタレントが10年にわたって書き続けた、きっぱりすっきり面白い、日記エッセイ。

感想・レビュー・書評

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  • TV Bros.連載「私のテレビ日記」をまとめたもの。先にその二冊目である「主婦と演芸」を読んだらすごーく面白かったので、遅ればせながら。ミッチャンは大好きなのに、何で読んでなかったのか。本屋さんで見かけた覚えもあんまりないし。

    読んだらやっぱり期待通りの面白さだった。当然のことながら、テレビ関係の仕事の中で出会う芸(能)人さんたちとの交遊についての話がメインで、ものまねやお笑いの人をはじめ、歌手や女優さんなど色々な人が登場する。感じのいい人、変わった人、よくわからない人、どの人の話も楽しい。そして、そこに「私ってこんな人とも友だちづきあいしてるのよ。すごいでしょ!」って感じがカケラもないところが、まったく他にはない清水さんの持ち味で、好きなところだ。

    平井堅さん、椎名林檎さん、一青窈さん、クリスタル・ケイさんなぞという顔ぶれのカラオケ(もちろん遊びで)にはちょっと驚き。「藤井隆くんと西川貴教くん」(清水さんがこう呼んでてかわいい)から、二人でカラオケしてるから来ませんか?と誘われたときの話がおかしい。もうパジャマ着ちゃったから行かない、誰を誘っても今日は来ないよ!とつれない返事をしたミッチャン、二時間ほどして電話してみたら、大勢で盛り上がってるよ~って演技を二人で必死にしていたそうだ。

    そうだね!と思ったのは、「あなたの夢は何ですか?」と聞かれると困るというくだり。「これって何なんだ?」「私はこの質問にはっきりと、かつ雄弁に答えられる大人に、ろくなヤツはいないんじゃないか、またはどっかがコドモっぽい少年なのではないか、ともにらんでいます」 ほんとほんと。

  • Kindle

  • つきなみな言葉になってしまうが、凄くおもしろかった。
    清水さんの性格がたぶん、明るくて素直で素敵だった。

  • 他の方のレビューを読んでいったら一番下に クスッと笑える本ありますか? っていう広告があった。
    この本!この本!

  • 単行本で持ってるけれど、持ち歩き用に文庫も買ってしまった。
    それくらい好きな一冊。

  • 他のタレントさんとのやり取りももちろん面白いのだけれど
    ご家族やタクシー運転手さんとのエピソードがさらに面白い。
    風物詩になっている行事・お仕事や、いまや懐かしの最先端機器など
    10年日記の醍醐味も。
    日記ってささいなことほど、あとで読み返して面白いんだよね。

  • 未読。TV Bros.の日記コラムが文庫化されてたんだな。知らんかった。忘れないうちに読もう。

  • 単行本を図書館で借りて読み、おもしろかったので文庫を購入。

    この方は、三谷さんとのラジオでのおしゃべりを聞いていても思うけど、頭の回転がとても速い人だと思います。

    文章力もあって、とてもおもしろい!!
    こんな感性の女性に育ちたい、と思いました。

  • なにが、ってきかれたらよくわからないけど、なんだかすごくおもしろかった。寝る前に少しずつ読んでいて、なんか心慰められるというか。ほっとするというか。とにかく楽しそうなところがいいなーと。心許せる友人がたくさんいるって感じ。三谷さんとの対談は文庫にならないんだろうか。やっぱりエッセイとか日記っていいな。読んで得にもなにもならない気がする?んだけど、もっといろいろ読んでいきたいかも。

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著者プロフィール

岐阜県生まれ。タレント。一九八六年にライブデビュー。テレビ、コンサート、CD制作など多方面で活躍中。CDに『趣味の演芸』『バッタもん』、DVDに『私という他人』、著書に『カニカマ人生論』『三人三昧︱無礼講で気 ま ま な お し ゃ べ り 』 な ど が あ る。YouTubeチャンネルは「清水ミチコのシミチコチャンネル」。

「2023年 『私のテレビ日記』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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