ダブル (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.39
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本棚登録 : 547
感想 : 46
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  • Amazon.co.jp ・本 (422ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344419353

感想・レビュー・書評

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  • ハリウッドの原作になりそうな。
    日本という舞台にはどうなの?

    エンターテインメントであることは間違いない。

  • 麻薬販売をする犯罪組織に所属する刈田は、
    実の弟と恋人を組織に殺され、自身も瀕死の重傷を負う。
    かろうじて生き延びた後、整形して再度組織に潜入する。復讐を果たすために。

    キャラが立った多数の登場人物達の織りなす、
    圧倒的なスピード感を有したミステリー小説。
    400Pを超えるボリュームを感じさせることなく、一気に読了に至った。

    強い主人公が活躍する著者の小説はどれも期待を裏切らない。

    • 1003kazuさん
      同感です。私も一気に読了しました。
      同感です。私も一気に読了しました。
      2014/10/17
  • あまり期待していませんでしたが、予想より面白かった。
    でも星4つ付けるには何かが足りない。廉価型のクスリを扱う暴力団ではない新興勢力という設定は、どこかで読んだことがある気がするからかも。

  • 11月-2。3.5点。
    クスリ密売組織の幹部が主人公。弟を殺され、自分も瀕死の重傷。
    顔を変え、組織に戻り復讐を。
    良くあるストーリーだが、少しひねりもあって面白い。
    相変わらずのバイオレンス調だが、まあまあ。

  • すらーっと読み終わった。
    特に面白くもつまらなくもなかった。

  •  ヤクザの組員の主人公が、やらかした弟を組長に罰で殺される。本人もボコボコにされて海に捨てられるが、警察に拾われ命を助けられ、中国で顔を整形して別人になり、また同じ組に戻る。
    そして、警察と手を組んで復讐に向けて進んでいく という話。
    まあまあおもしろかった。

  • 話の展開で、面白いのは二元対立ではなく三つ巴の点だ。やくざばかりではなく、女性刑事も絡んで、物語は白熱していく。女性刑事が襲われる場面などはすさまじい迫力だし、暴力になかなか屈しない不屈のキャラクター像も秀逸だった。後半では、だれがスパイなのか、ボスはだれなのかといったフーダニットの興味もあって愉しめた。

  • 読みやすかった。ストーリーは特に回り道せずに真ん中を走り続けるカンジ。映画化しやすそうな作品。

  • ドラッグで勢力を拡大する組織の武闘派構成員の主人公が同じく構成員だった弟がそのドラッグに手を出し組織の会長に目の前で殺されてしまう。自らは九死に一生を得るが命を救ったのは警視庁組織犯罪課だった。警察への協力と復讐のために整形で顔を変えて再び組織に潜入するが。かなりバイオレンスな内容だがタッチがかなりドライなためむしろ爽やかな印象すら感じる。

  • 麻薬組織を裏切って一度は消された男が,顔を変えて組織に復讐する話。
    香港映画とかによくある展開だが,派手なドンパチで何も考えずに楽しめる。

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著者プロフィール

1975年山形県生まれ。2004年『果てしなき渇き』で第3回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞しデビュー。同作は14年『渇き。』として映画化、話題となる。11年『アウトバーン』に始まる「八神瑛子」シリーズが40万部を突破。著書に『卑怯者の流儀』『探偵は女手ひとつ』など多数。

「2022年 『天国の修羅たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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