パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
3.27
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本棚登録 : 1318
感想 : 150
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420793

感想・レビュー・書評

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  • 短編集。シャイで心優しい優秀な弟。それを支える優しい兄。優しい兄弟のコメディミステリー。2話目のタバコの吸殻は頂けなかったなぁ。現在科学の捜査でタバコの吸殻が残っていれば唾液からDNA鑑定しすぐに犯人がわかってしまう。そこをあえて無視しアリバイトリックに持ち込んで行ったの残念。まぁ軽く読めたから良かったのかな。

  • パティシエ、内気で心優しいイケメン、スイーツが美味しい三角屋根のカフェ。
    わざわざここまでの設定を用意して読者に近寄ろうとしなくても、十分に推理ものとして出せそうなのに。なんだか残念。喫茶店の心地良さだけ感じさせてもらいたかったな。

    本部長って、直ちゃんだったりして。このノリなら、それくらいは有り得るような気がします。

  • 喫茶店を営む兄と元刑事の弟が助手と探偵役。出てくるスイーツや飲み物が美味しそう。たまにつけられている注釈が真面目ぶっていて面白い。ミステリーの内容はわりとがつんと重い。
    2016/2/12

  • タイトルに惹かれて。表紙を見た時にはなんだか違うかなぁと思ったし、ページをめくると字がぎっしりで読めるかなぁと不安になった。でも、意外と軽くすいすい読めました。ひとりひとりのキャラクターが対照的で、会話も行動も面白かった。

  • パティシエ兄弟がしぶしぶ捜査に。

    直ちゃんがちょっといらっとくるんですが、ミステリーとしても楽しかった。
    ケーキおいしそう。

  • 元警察官だったパティシエが秘書室の人間と事件を解決していく話。
    その人がかわいそう。

  • 性格が掴めない

  • 語尾にッスってつく直ちゃんが強引だし、あまり好きなキャラではなかった。でもとても人がよく弟想いなみのるさんや、気弱だけど事件に入り込むと雰囲気の変わるイケメンな弟の関係がよかった。そして意外な犯人も出てきて、一気に読めた。シリーズが続きそうだなと思った。

  • 似鳥さんは文章のリズムが大好きなので、読んでる時は楽しかったです。でも、どうも最近ストーリーが……。

    美味しいケーキだと思ったけれど、後にエグ味が残ってしまって残念でした。

  • みのると智の仲良い兄弟の雰囲気がほんわかします。最後はえっ、と思ったけどスフレと桃のタルトが食べたくなりました。

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著者プロフィール

1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー。「市立高校」シリーズ、「戦力外捜査官」シリーズ、「楓ヶ丘動物園」シリーズなどの人気シリーズの他に『難事件カフェ』『迫りくる自分』『きみのために青く光る』『シャーロック・ホームズの不均衡』『レジまでの推理~本屋さんの名探偵~』『101教室』『彼女の色に届くまで』『100億人のヨリコさん』『名探偵誕生』『叙述トリック短編集』『そこにいるのに』『目を見て話せない』『生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班』などがある。

「2023年 『育休刑事 (諸事情により育休延長中)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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