パティシエの秘密推理 お召し上がりは容疑者から (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 1316
感想 : 149
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  • Amazon.co.jp ・本 (412ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344420793

感想・レビュー・書評

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  • 何だか無理のある設定とストーリー。
    テンポは良いが警察を辞めた筈の弟に相談しに来る秘書官、巻き込まれるお兄さん。そして意味のないスイーツ。ミステリに関係があったスイーツは一つくらい。

  • 購入。して読み終わっていた。かなり前に。
    正直、ミステリろしても物語としても印象に残らなかった。舞台がそうで、章タイトルにも入っていても、作中のお菓子が美味しそうと思えない。表現の難しさ、ですかねぇ。

  • これは人に勧めやすい。
    創元推理文庫の、学園ミステリのときは、もう一息な粗削りな感じがあったが、ついに完成形。
    喫茶店を営む兄弟のもとへは、元エリート刑事(弟)の推理力を頼って、やっかいな事件ばかりが持ち込まれる。
    弟を心配する兄も一緒に、美味しそうなスイーツやドリンクを登場させながら、謎を解いていく。
    そんなに一般人に公開させられないだろう、という機密情報や行動も、ラノベ風だからなのか、問題なし。
    最後、身近な人が殺人犯として逮捕されるのがビックリ。続編もよさそうだったのに。

  • 喫茶店で働く兄と、警察の仕事を辞めて働く弟と
    そこに仕事を持ち込む、元弟の同僚。

    連続短編で、元同僚が微妙な状態で
    兄弟の生活を脅かす短編集。
    最初の話で出てきた人が2話目に出てきたので
    そういう受胎なのかと思ったら、違いました。
    単に最後までの…複線?

    すべて題名にお菓子の名前が。
    解決して、最後のひと時、に入るまでに
    それに対するうんちくが語られています。
    お腹が空いている時は、読まないに限りますが。

    最後の話は…ここまでくるのが、すべてにおいて
    ちっちゃく複線でした、と言われても納得状態。
    とはいえ、話自体は、そんな事だろう、という落ち。
    この状態、確実に犯人そうとしか思いつきませんし。
    そして弟の過去。
    うん、それは許さなくていい。
    あんたらはとっとと帰りたいから
    自分じゃないからそういうんだ、と
    責め返してやりたいですね。

  • ミステリというよりもキャラクターで読むライトノベルテイストな本。表紙イメージを良くも悪くも裏切らない。

  • 流行りの安楽椅子探偵に似鳥氏までも手を付けてしまったのかと、少しさみしい気分。
    ストーリーは流石にしっかりしていましたが、解決へのプロセスが中抜きで、中途半端かな。

  • オチは読めたけど面白かった。

  • 美味しそうなケーキの名前がたくさん出てきて
    読んでいるうちに食べたくなる

    でも、そんなに頻繁にケーキを食べて大丈夫?
    とも言いたくなる

    特に美味しそうなのはモンブラン

  • 意外に緻密で理屈っぽくてよかった。続編期待。

  • この人の本はピリッとしてて好きだなあ
    恨むことと殺すことはちがうのよ、というところも、我慢は体に毒というのも、
    でも理由はあるよね、とか
    弟がなぜ辞めたのかはわからないし、直ちゃんがなんでこんなにかっこいいのかもわからないままだけど、居心地のよい本でした

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著者プロフィール

1981年千葉県生まれ。2006年『理由あって冬に出る』で第16回鮎川哲也賞に佳作入選しデビュー。「市立高校」シリーズ、「戦力外捜査官」シリーズ、「楓ヶ丘動物園」シリーズなどの人気シリーズの他に『難事件カフェ』『迫りくる自分』『きみのために青く光る』『シャーロック・ホームズの不均衡』『レジまでの推理~本屋さんの名探偵~』『101教室』『彼女の色に届くまで』『100億人のヨリコさん』『名探偵誕生』『叙述トリック短編集』『そこにいるのに』『目を見て話せない』『生まれつきの花 警視庁花人犯罪対策班』などがある。

「2023年 『育休刑事 (諸事情により育休延長中)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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