アルパカ探偵、街を行く (幻冬舎文庫)

著者 :
  • 幻冬舎
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本棚登録 : 197
感想 : 20
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  • Amazon.co.jp ・本 (309ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344424579

感想・レビュー・書評

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  • 最初は微妙かな?と思ってましたが、ふつうに面白かったです。

  • ミラバ●ッソ!そう言ってもふもふに抱きつきたくなるんですけど(今は暑いのでお互い嫌っすよね)あのCMを見てアルパカの花子ちゃんDVDを買ったのは私ですよ。こちらの探偵ランスロット氏、どこからともなく現れ、悩める面々にアドバイスがてら謎解きのヒントを与え、たまに自らの毛で編まれたマフラー等をプレゼントしてくれる。そんなランスロットには比久奈市以外では会えないんですか?短編が5編。最後のは泣けました。バスの中で読む話ではなかったです。父親ではないけど、あれ目にゴミがって素振りしなきゃいけない一歩手前でしたよ。

  • いわゆる日常系ミステリ。
    謎自体はたいしたことがないが、なぜかその解決に、アルパカが当時する話。
    アルパカである意味がわからない。別にたぬきでもブタでも同じ。残念。

  • 面白いとか面白くないと言う以前に、喜多さんどうしちゃったんですか!という作品。
    扱われている謎は、人の感情の機微に関する物が中心で、その点はじんわり来るし面白かったです。とにかく、なぜアルパカなのか、考えたら負けです。

  • 72

  • 私もアルパカ探偵に会って、アルパカのマフラーが欲しい…!もふもふしたい。

    すこし切なくて、でも優しい謎。
    ランスロットが一体何者なのか気になる。

  • 色々な人の日常の謎を解いていくミステリ。
    迷った人たちの前に突然現れるアルパカが探偵役という所がちょっと特殊。
    ただ、何故アルパカであるかの理由が全く分からない。
    話を聞くだけで謎を解くため、推理の過程も唐突な感じではあるのですが、その辺はアルパカの存在感の唐突さでかき消されている感じ。

  • 久々に表紙買い。いやしかし待て待て、アルパカがいくらかわいかろうとそれと面白さとは別の問題だから、と一歩引いて読み始めた。だというのに気づけば読み終わってしまって「もうおしまいなのか」と思ってしまったのだから、やられたとしか言えない。どこか夢のようなふんわりした優しい雰囲気が心地よい。読み終わった後アルパカ探偵に会ってみたくなった。あわよくば抱き付きたい。そして物語の中に出てきたマフラーやぬいぐるみについて。ふとこれらの品物は従者さんの手作りなのだろうかなどと考えて、ほほえましくなってしまった。こういった出会いがあるから書店めぐりはやめられない。

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著者プロフィール

喜多喜久

一九七九年、徳島県生まれ。東京大学大学院薬学系研究科修士課程修了。大手製薬会社の元研究員。第九回『このミステリーがすごい!』大賞にて優秀賞を受賞、二〇一一年受賞作を加筆した『ラブ・ケミストリー』でデビュー。主な著書に『青矢先輩と私の探偵部活動』(集英社)、『桐島教授の研究報告書 テロメアと吸血鬼の謎』、「化学探偵Mr.キュリー」シリーズ、「死香探偵」シリーズ(中央公論新社)がある。

「2022年 『死香探偵 真心は捧げられた死と香る』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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