ヘタリア 2―Axis Powers (2) (BIRZ EXTRA)
- 幻冬舎コミックス (2008年12月10日発売)
- Amazon.co.jp ・マンガ (132ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344815148
感想・レビュー・書評
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スイスの魅力。
読み終わったあとにパスタを食べたくなる確率98%詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
ヘタリア2巻★早く読みたい・・・
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パスタァアアー
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1に同じく。
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待望のコミックス2巻。
主にWW2を舞台とした国家の擬人化マンガ。
ほんのり女の子向き。
実在の国家とは関係ありません。
アニメ化・映画化意見は割れているようですがひまさんがそれで良いとおっしゃるのならそれでいいと思います。
元々趣味で描いていらっしゃったものだということを理解することが大切な作品。
それでも不安な海外の反応でしたが案外人気だということで一安心。
世界を平和にしたくなる漫画。
それにしても祖国様は可愛らしくていらっしゃる・・・!
やっぱり自分の国っていいもんですね。 -
あぁもう日本カワイ過ぎ!!!(>艸<。)
やばいでしょ?!
『我はそなたよりかなりの爺だ!』 -
WEBからの転載が多いので、面白いことは面白いけど・・・。
なんとなく、迷走?
続き・・・どうやっていくのかな?
国への侮辱や政治的意図はナイと言っても、この内容でアニメ化されて、ようつべとかで字幕付いて全世界で見られていると思うと、このおおざっぱさは大丈夫なのかなと心配になったり。 -
このご時世に、まさかの国擬人化漫画。作者さんには逆風にめげず頑張ってほしいです。
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学ヘタのカラーはよかったです
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「政治的な意図はなにもなく」、この作品はあくまで「パロディ」「ファンタジー」なのだと作者やファンが押すというのならば、
作者が「N.Y.に在住」というのがおそらく「設定」なのだろう。留学・在住をしてヘタリアに描かれている程度のエスニックな景色しか拾えていないというのは、たぶんありえないだろうから。
2巻は、別にめずらしくもないエスニック・トリビアの羅列。テーマであった枢軸国モノから大きく逸脱し、ヘタリアとしてマンガが続いていく意義は早くも2巻で無くなった。
1巻は(政治性などないと断っておきながら)政治性まるだしのエスニック・ジョークの類。独仏の取引きの対象として弄ばれたアルザス地方の例を出すまでもなく、なぜ一国が、「一人の主体」として──均質化され──描かれるのか。そこに名も無き声は抹消される。その意味でこのマンガは政治的暴力だ、はっきり暴力の一形態だ。あるいは国民-国家の暴力をこれほどよく表しているマンガは他にないと言うべきか。
作者の「不勉強ぶり」(←くり返すけどこのおバカぶりは「設定」)がよくあらわれているところは、とりわけ2巻で、ケベック「問題」に頭を悩ますカナダをアメリカがいさめるところ。未読の方はぜひ読まれたい。南イタリアが主体化されていて、ケベックや北アイルランドやアルザスが主体化されていないのはなぜか。このマンガは稚拙なほどに政治性を漂白する。エスニシティを素材とするときに基本である「不在が存在を語る」ことに気づいていないふりをする「不勉強ぶり」は、果たしてそれが演技だと〈他者〉に伝わるのか。
アニメ化されてYouTubeとかで外国語スーパー付で流れて、「政治的感覚に欠ける国民-国家=日本-人」として均質化されたのちに世界中から大非難をうけるといいよ。アニメ化万歳。
(mixiのmyレビュー[2008年12月25日]より転載)