- Amazon.co.jp ・本 (257ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344818088
感想・レビュー・書評
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2巻も引き続き面白かったです。
1巻はどう言う話なんだろう?と思って読み、ヤクザのおっさんたちが進藤にチヤホヤする話みたいになってんな!と思いましたが、2巻ともなると話が深まりました。
2巻読むと、進藤、富樫、槙原、さめの4人の人生の物語で、それが進藤の出現によって交錯する話のように思えました。
さめが倒れてからの富樫さんはなんだかとても頼りがいのあるかっこいい兄ちゃんで、1巻の進藤にソデにされてた富樫さんとは別人のよう!!
そして2人の関係も変わってきます。槙原に懐いて?いた進藤の中に富樫がどんどん入ってきて、もう進藤も突っ張れなくなってくる。
そんなときに進藤の過去を知る2人が現れ、冷静な進藤が自分を保てなくなる。
そんなとき、槙原ともさめとも違うものを突き付けてくる富樫。容赦ないようで、突き放すわけでもない。そんな"狡い"富樫にハマっていることをもう進藤は否定できなくなってきてるってのが萌えポイント!!
そう、2巻は1巻のソデにされて振り回されてる富樫とは違うのです。カッコ良かった…
最後には1巻の続きの富樫と槙原の出会いが収録。
この二人も似たもの同士な一面があったのかも?と思わせるような、不思議な絆の話でした。
それにしても悪どい商売してるヤクザって雰囲気より、なんていい人なの槙原…!!ってなる槙原さん。どこまでも常識人ですね。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
読み応えたっぷりの、ヤクザ×少年院あがりの青年。
この受が、普通の子なのにどこか危うくて、たまらなく物語の先を不安にさせます。ページを捲る手に気持ちが逸ります。
感想は3巻で。
「真音」シリーズ全3巻 -
人と関わることによって進藤がどんどん人間っぽくなっていく。
過去と向き合うのは進藤だけではなくきっと富樫も・・・・。
3の発売が待ち遠しいです! -
今回、進藤の過去がわかりました。予想通りでしたね〜。本当は彼が犯した罪ではなく、というのも。彼が人を殺めることができる人間じゃないというのは、読んでて人となりを知るにつれすごくわかるので。それと、富樫さんの過去の一部も発覚。そんなに重いとは;;まだ全部はわかってないので次巻に期待。肝心の二人の関係は、かなり進展してますね。進藤の中での富樫さんの位置が明らかに変わった!!前までは絶対槙原さんが断トツだったはず(笑)
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「なんでなびかねえんだ」の富樫に笑った。
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雑誌で一度読んだけど、単行本でまた読む。2段組は読み応えあるなー。