Under the Rose (9) 春の賛歌 (バーズコミックス デラックス)

著者 :
  • 幻冬舎コミックス
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本棚登録 : 222
感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (190ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344835696

感想・レビュー・書評

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  • 読んでいて辛い。きつい。登場人物誰もが抱える闇が深すぎて底知れず寒々しい。とにかくえぐられる。
    ハニハロは完結するまで読まないと決めたけどあまりに暗く重い苦しいトンネルが続くので決断が揺らぐよ。次巻いつよめるんだろう。気長に待つ。どうか最終巻まで発刊されますように。買い支えます。

  • こ・・・ここ・・
    心待ちにしすぎて・・・読むのがもったいなくて・・
    一日置きました。笑

    さて今回はアンナさんアーサーに離婚を言い渡されるの巻ですが
    アルバートくんずるくてこわいの巻 でもあるよね
    いちばん人間味ないのこの人じゃない?と思うことあります
    笑顔で離婚を切り出す父親といい勝負だよ・・・

    スタンリーさんはアンナの気持ちを知って
    「おかげでアーサーの心は私とともにある 感謝します」だし
    家庭教師はウィリアム君ウィリアム君
    アルバートは兄弟と家のことを
    みなさんいい感じにエゴが剝き出しになって参りました

    しかし、アルバートに縋ろうとまでしてしまう
    ブレナンさんの芯のなさはいったい
    「弟ばかり愛されていて自分は気にとめられる子供ではなかった」というバックグラウンドのせいなのだろうか

    まあウィリアム君と久々に同衾できてよかったですね・・・
    その直後のアンナさんが見てる幻覚こわかったですね・・
    キング家美化されてましたね・・笑

    しかしまあ、スタンリーじゃなくてブレナンがアンナさんの心の均衡をばっきばきにするというのが、また。
    「グレースさんみたいに」美しく、教養があって、社交力があるところがダメなのかなあ、と思うと、アンナさんがときにウィリアム君よりもキング兄弟を大切にしているように見えるのは、考察してみたいような。
    個人的には、拠り所のないふたり(というか、ライナス)を目にかけてくれているアンナさんとの関係性好きなんですけどね。

    おまけ漫画のサンタライナスの癒し力
    お友達ができてよかったねライナスくん
    カードの途中でねむくなっちゃうライナスくん
    いかに自分がここまで緊張しきってたか自覚しましたライナスくん

    ハッピーエンドに落ち着かないことはもう知ってるんですけどこう・・ひとおもいにやってくれみたいな気持ちになってきました

  • 館へと戻ったロウランド伯爵は、彼の『家族』全てが集うクリスマスディナーに、家庭教師レイチェルの同席を許す。
    教え子達の笑顔を喜ばしく思うレイチェルであったが、伯爵の思いがけない宣告に動揺する。
    それは、終わりの始まり。虚飾と過ちの精算を伯爵は決意していたのだ。
    そして、レイチェルは怯える。無知故に綻びを招く発端となってしまった己の咎に…。

    クリスマスディナーに、家族の前でついにアーサーが離婚宣言。もう本当に、スタンリーを迎え入れたい、いいよ、の和やかな空気からの「離婚したい」発言に、こっちの空気まで凍り付く感覚。いや、予感はしてたけど「うわぁ…」って感じが本当に凄かった。笑顔で言ったのがまた凄い怖い。ついでにそこに兄弟の代表として追い打ちかけたアルバートも怖い。まぁアンナに母としての何かを求めることを完全に諦めちゃってるし仕方ないけど。
    もう完全にアンナの自業自得なんだけど、それでも転落していくアンナの姿は少し辛いものがある。ただ胸中で必死にアンナの先行きを心配するマリーとレイチェルの思考が、何気に「ダメだ奥様何も出来ない」的に一致しててちょっと笑った。
    しかしそれとは別にレイチェルの悩みは尽きるどころじゃなく、頼りの伯爵もウィリアムをよろしくねとか追い打ちかけるし、マリーは自分の家族の事で一杯一杯だし、アルバートは優しいようで肝心な時にいないし、順調に病んでてだいぶやばい。挙げ句にアンナに誤解されるしね。踏んだり蹴ったりだね。ウィリアムもたいがいだけど、レイチェルも結局どうしたいんだよと言う感じでちょっとイライラしてくる。
    次はいつ出るかわからないけど、春の賛歌もそろそろおしまいかな。アンナ視点の語りがいつ出るのかが気になる。というか、レイチェルに当たってたアンナの幻覚的な部分で、奪われた子供がキング兄弟(しかも美化されてる)のがまた切ない。クリスマスプレゼントもそうだけど、何だかんだ想ってくれてる実の子供達スルーですか…。

  • 1巻から一気読み。
    展開が鬱すぎて、読み終えられるか途中不安になった。苦笑
    一気読みだからまだいいけれど、昔から展開追っている人はたいへんだろうなぁ…

    話は少々人を選ぶと思うけど、漫画の技術はすごくうまいのでおすすめ。

  • それぞれの絡んだ幾つもの思い。
    人間はいくつもの顔を持っている。
    それが顕著になった巻だった。

  • アーサー、笑顔で爆弾投下。
    本気で怖かった。
    アンナさん、同情は出来ないがあの孤立無援ぶりは見てて辛い…

  • じわじわとじれったいほどゆっくり進んでいきます。ある程度まとまってから読んだ方が良いのかもしれません....

  • 好きなんですけど、次は一年以内に出て欲しいなあ…

  • 第25〜28話+「ライナス君5」収録。
    約2年ぶりの続刊、帯にある通り本当に待ち望んでました。衝撃的事実を忘れるような平和な語らいの中から、伯爵はよくもまあ笑顔で言えたよね。思わず頁をめくる手を止めてしまったわ。ウィリアムはブレナン先生に好意を持っているとして、その逆、ブレナン先生はよく分からん!彼とどうなりたいの?また、正妻アンナの心境の表現にゾッとした。ものすごい鬱なんですが……。アーサーを実は愛しているって本当?全然理解できない。アイザックがこの巻唯一の癒し、素直で優しい子。真っ直ぐに育って欲しい。

  • アンナさんとうとう…こうなってしまったか…。
    予想されていたところへぎりぎりと容赦なく突き進んでまいります…。
    ロウランド家とその周辺はみんな大変だなあ。
    しかしウィリアム君はかわいらしく感じられてきてとてもいかん。

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