稼ぐ人・安い人・余る人: 仕事で幸せになる

  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (263ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344900134

感想・レビュー・書評

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  • 稼ぐ人の7つの才を示している。本書は刺激的で読みやすい。
    7つの才とは
    ①志が高く明確
    ②現実直視
    ③反射的に仮説を立てる
    ④失敗しながらやり抜く
    ⑤リードしリードされる
    ⑥学習が早い
    ⑦仕事で遊んでいる

  • 各章の後ろの「これだけは押さえておきたいこと」は、貧乏フリーランスから抜け出すために役に立った。

    --

    稼ぐ人の5つの特徴
    ①芸術やスポーツのタレントと同じように「タレント」性をもっている
    ②他に依存せす、自律している
    ③卓越した何かをもっている
    ④革新的で輝いている
    ⑤仕事を通じて遊んでいる

    稼ぐための7つのチェックシート
    ①志は明確か、ゴールを明確に描いたか
    ②現状を厳しくみたか
    ③仮説やアイデアを出しつくしたか
    ④失敗をおそれていないか、失敗を通じて学習してやろうと思っているか
    ⑤自分だけでやらずに人を動かそうとしたか
    ⑥知識の不足を言い訳にしていないか、すばやい学習の工夫をしたか
    ⑦肩の力を抜いて、遊びのつもりでやってみたか

    働くべき職場かを決める4つのチェックシート
    ①やりたいことがやれているか
    ②同僚からの健全な圧力や刺激があるか
    ③金と心の報酬があるか
    ④出会いのチャンスに恵れているか

    良い職場環境に出会う4つのヒント
    ①今の職場が良い場かどうか定期的にチェックし、転職を考えよう
    ②海外にいくチャンスは迷わずつかもう
    ③理屈でなくて「自分に合っている、合っていない」という直感を大切にしよう
    ④能動的になれば、いい場を創りだせるはすだ

    稼ぐ人の5つの時間術
    ①いきなりばたばた動かずに、「成果イメージの明確化」「現状の把握」「問題解決の仮説」づくりにまず時間を使う
    ②人を動かすために時間を使う
    あらかじめよくコーチしてあとはまかせる
    ③知的先行投資の時間を作ろう
    毎日1時間の学習時間をひねりだす
    ④ちょっと行き詰まったら、椅子に深くすわったり、眠ったり、呼吸を変える
    ⑤単に時間の使い方が効率的なレベルを超えて、仕事に集中して遊び的没頭も味わってみる

  • 2001年の時代を踏まえた人材のあり方比較に読んだ。
    当時であればグローバリズムの英語必須の、タレントとなる生き残り方をといった空気が読み取れる。
    現代は何が幸せか?を問われいるなかでこの戦術よりの戦いの先が気になる教えだった。
    それだけこの20年で求める人材の変化と組織としてのあり方が変わってきたからなように思う。
    そういう意味で興味深い視点だった。
    これを目指した先の今がどうなのかと。
    時代に合わせた生き方もある。

  • "成果を自らの力で形にすることができる人物たれという本。
    稼ぐ人の行動原理とは
    ?志を明確に、ゴールを明確に描く
    ?現状を厳しくみているか
    ?仮説、アイデアを出しつくしたか
    ?失敗を恐れていないか?失敗から学習してやるくらいの気持ちがあるか
    ?自分だけではなく、人を動かしたか?
    ?知識の不足を言い訳にしていないか?すばやく学習する癖をつけろ
    ?肩の力を抜いて、遊び心を持って仕事をしているか
    という人。
    いつからでも始めるべき。
    時間術
    ?まず、最初に「成果のイメージを明確化」「現状の把握」「問題解決のための仮設作り」に時間をかけること
    ?人を動かすために時間を使う。日頃のコーチが重要
    ?知的先行投資の時間を作る。1日1時間
    ?行き詰ったときには立ち止まる。呼吸を整える時間を作る
    ?集中、遊びのように時間を忘れる瞬間を味わえ

    英語はコミュニケーションツールとして必要。"

  • 稼ぐ人=タレント
    マネジメント、リーダー
    1.ゴール2.リアル3.インスピレーション4.失敗を恐れない5.人を動かす6.学習7.遊び

    戒律
    隠さない
    嘘つかない
    約束破らない
    頭から否定しない
    自己限定しない

    英語習得
    グローバル
    コミュニケーションツール
    ネイティブではない

  • あまりにも「当たっているだけにきつい」タイトルの本です。稼ぐ人はどういう人か、外務省に勤めていた純粋の日本人の書いた本です。7つの心得、才について成る程と参考になり、襟を質す思いがしました。①志が高く明確である ②現実を直視する力 ③成果へのインスピレーションがわく④失敗しながらやりぬくタフネス ⑤リードしリードさせる ⑥学習が早い ⑦仕事で遊んでいる そして目が開かれたように思ったのはタイガー・ウッズやイチローにもコーチがいるということ。誰がコーチ出来るのか? 確かにコーチを超えられないとすれば優れた選手は産まれないわけで、自信を持つべきかな、と思いました。最後に英語の大切さを強調していますが、流石について行けそうにありません。

  • 自己啓発書です。
    英語学習に触れていたので簡単にメモをしておきます。

    <英語を学ぶ動機付け>
    ローカル人材(日本でしか通用しない人材)になるか、グローバル人材(世界で通用する人材)になるかが、英語で決まるからです。正確にいうと、英語が足切りになるのです。英語はグローバル人材になるための共通一次試験の基本科目なのです。(P.237)

    <どんな英語を習得するか>
    ●語彙をとにかく増やす。
    ●発音は、ネイティブよりわかりやすく
    ●きけるようになる。きけなくても、どのレベルまで聴けるか伝える。

    <英語中毒にかかる>
    ●教材の選択と集中
    ⇒ひとつの教材の英文を聴いて、ひたすら読んで覚える。
    ●単純作業
    ⇒とにかく唱える、暗唱
    ⇒「きく」。5分ワンセットを繰り返す。
    ⇒読む。繰り返し読む。

    お付き合い頂き、ありがとうございました。

  • 稼ぐ人?
    安い人?
    余る人?
    安い人&余る人になりたくない人は必読ですね。

    人事部の方にいい本です。

  •  
    http://booklog.jp/users/awalibrary/archives/4344900138
    ── キャメル・ヤマモト《稼ぐ人、安い人、余る人―仕事で幸せになる 20011025 幻冬舎》

  • ジャスト参考書

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著者プロフィール

キャメル・ヤマモト
ビジネス・ブレークスルー大学経営学部教授
デロイト トーマツ コンサルティング合同会社執行役員、東京工業大学大学院特任教授。
東京大学法学部卒業、オックスフォード大学セント・アントニー・カレッジ シニアアソシエイト・メンバー、青山学院大学大学院国際政治経済学研究科修了(異文化経営修士)。
外務省、外資系コンサルティング企業2社を経て現職。日本企業の組織・人材のグローバル化のための「まだらメソッド」を開発し、その導入・普及に取り組んでいる。著書に『グローバルリーダー開発シナリオ』(共著、日本経済新聞出版社)、『グローバル人材マネジメント論』(東洋経済新報社)、『「世界標準」の仕事術』『「世界水準」の思考法』(以上、日本実業出版社)、『稼ぐ人、安い人、余る人』(幻冬舎)などがある。DIAMONDハーバード・ビジネス・レビュー・オンラインで、「まだら模様で考えるグローバル人材論」を連載中。

「2016年 『プロフェッショナル リーダーシップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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