ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する: 絶対に失敗しないビジネス経営哲学 (幻冬舎新書 し 4-1)

著者 :
  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (164ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344980389

感想・レビュー・書評

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  • ビジネスの経営哲学を、人気タレントが語る。突き詰めていくことについては、芸と同じか。素人だからこその気づきはやはり必要かも。

  • 自分を信じることが大事。
    昔の歌みたいな内容。

    大盛りで100円とるようなところは繁盛しない。
    個人的な感想。

    この内容で735円は納得できません。

  • 島田紳介が、サイドビジネスをするモチベーションと、なぜ百戦百勝で成功しているかを語る、彼の経営哲学。
    こうすれば成功できるだろうという、自身の仮定の実証だけでなく、後進育成や、仲間とみんなで幸せになりたい、という、お金儲け以外の動機をより大切に持っていること、またその重要性を学びました。
    また、従業員満足度向上が、顧客満足度向上につながる、ということも書かれています。
    ビジネスだけではないかもしれないが、夢や目標に向かい、身を粉にして、全力で進むことを、純粋にすばらしいと思えました。

  • たぶん日本で一番有名なコメンテーター、島田紳助さんの著書。

    ブックオフで100円コーナーに並んでいて、「そういえばこの人をブラウン管(はもう死語)で見なくなってしばらくだな」と思い購入。これが正解でした。

    紳助さんは芸能界の中でも世話好き、そして礼儀にはとことんうるさい人だと前に何かの番組で見た事がありました。

    たぶん、というか間違えなく、それは人生を誰よりも前向きに歩いて行こう、遊び倒そうと思っているからこその言動なんだということがこの書を読むとよく解ります。

    仕事に必要なのは【強さ】と【粘り強さ】だと前職で尊敬する上司に言われた事を強く覚えていますが、これにもう一つ、成功の秘訣として、彼が語る【18際の頃親父に買ってもらったバイク】が必要なんたということがひしひしと伝わって来ました。

    サイドビジネス指南書と位置付けながらも、テクニックだけのそこらの経営書を読むよりも100倍お勧めできる著書。

  • ビジネスとは何か、何のためにやるのかを紳助さんの経験から本音で語っており、多くの人に参考になると思います。
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    ☆みんなが幸せにならなきゃ意味がない
     人の心を動かすアイデア
       人に何かを買ってもらうということは人の心を動かすということ
       自分のアイデアが現実の世の中に通用するかを確かめる
       儲かってこそ自分のアイデアの正しさが証明できる
     危険な成功の錯覚
       成功しているところはどこも個性的
     常識はずれを合理的に考える
       常識はずれのビジネスをしている人はきわめて合理的な考え方の持ち主
     顧客満足度より従業員満足度
       従業員がお客さんにいい笑顔を見せられるかどうかはその人の精神状態に左右される
       お客さんを感動させるような温かい気持ちで従業員がサービスをできるかどうかは
       彼らが仕事にやりがいを感じる職場環境を整えられるか否かにかかっている
     職場に恋人がいたら仕事が楽しくなる
       恋人がいたら格好悪いところ見せられない
       精神面での労働力、創意工夫する能力。人間の心は自由なときにその本来の能力を発揮する
     人と人がつながりチームが生まれる
       ビジネスというものが人と人をつなぐもので、そこにチームが生まれる
       経営者はまず最初に一緒に働く仲間の幸せを考えるべきだ

    ☆常識破りで魔法のアイデア
     タレントの店はなぜつぶれるのか
       その店で味わえる満足感がそのお金に見合ったものかどうかはみな無意識のうちに計算している
       お金以上の満足感を与えられる店しか生き残れない

     会員制で薄利多売を可能にする逆説的成功システム
     フォークソングバーのアイデア
     自分の成功が偶然でなかったことを証明するために
     石垣島の北端にある喫茶店
       新しい商売のアイデアを思いついたときのワクワクする気持ちとそのワクワクを現実の形にして
       アイデアが間違っていなかったことを証明する喜び、それがビジネスの原動力。
     単純なコピーはオリジナルを越えない
       真似をしてもいい。だけど自分の発想でやれ
     初公開-今考え中のアイデア
       本物のちゃんこ屋の持ち帰りセット
     アイデアの基本は客としての素直な目
       自分がお客さんなら、どういう店があったら嬉しいか?どういう店なら行きたくなるか?
     どれだけ興味を持てるかが成功のカギ


    ☆仲間こそが宝物
     冒険の入口まで連れて行くのが僕の仕事
     夢と冒険
     いい子は幸せにならなくちゃあかん
     天現寺のお好み焼き屋のろの例
     新しいビジネスを始めるなら素人と組む
       常識にとらわれていたら常識通りのことしかできない。
       経験者が手にすることができない強力な武器。経験がないからことできることがある。
     同地区に同業種の店が増えれば客も増える
       店の選択肢が増えることが、その地域の集客力につながる。秋葉原
     他人のために力を出せる心の熱い人間
     こいつを男にするという気持ちが出発点
       大きな失敗をした人は苦しみを知っている
       一緒にビジネスをするなら、こいつになら裏切られても仕方ないと思えるくらい好きになった人とやるべき


    ☆お金と成功
     お金は確かに便利なものだ
     客が言う、こんなに食べてこの値段は安いは嘘
       客は料理だけを食べているわけじゃない。店の人の気持ちも一緒に食べている
       お客さんが本当に満足しているか、気持ちよく帰ってくれたかをいつも考えておく必要がある
     お金の重さ
       お金を扱う人間は、お金に込められている人間の思いとか、稼ぐために流した汗のことをちゃんと意識しなくてはいけないと思う
     冷静でさえあれば視野は広くなる
       お客さんの笑顔は店の肥やし。スマイルは0円どころか、何百万、何千万円の価値がある。お客さんの喜びは、従業員の働く喜び
       人生が道のようなものであるとするなら、それぞれの人生が交差することはあっても、いつまでも並んで走ることはできない。
     16歳の誕生日に親父が買ってくれたバイク
     心からひりひりするような不安と頭が真っ白になる喜び
       もし何かビジネスをしようとしているなら、ラブレターを書いたときの熱い気持ちを忘れないように。
       やろうと決めたらスタートすること。スタートしたら徹底的にリサーチする。どうすれば成功するか、成功するには何が必要か。

  • 島田伸助が書いたビジネス書である。島田伸助は芸人としての成功以外にも、数多くのビジネスにおいても成功している。本書のポイントを備忘録として以下の通り記しておく。

    ・常識にとらわれずに発想することの大切さ。但し、ただ常識から外れているだけではダメで、常識外れを合理的に考える必要がある。
    ・顧客満足度を高めるためには、従業員満足度を高めることが必要。従業員が満足して働ける職場環境が大切。
    ・単純なコピーは、オリジナルを超えない。
    ・他人のために力を出せる人間は、心に熱いものを持っている。熱い心があるから、他人のために頑張れる。
    ・ご飯を大盛りにするオバチャンの店は必ず繁盛する。その理由として、客はそのオバチャンの気持ち(気遣い)が嬉しいからである。客は料理だけを食べているわけではない。店の人の気持ちも一緒に食べている。

  • ビジネス指南書としてではなく、ひとつの読み物として、おもしろい。色んな大事な考えがつまってる。さくっと読めます

  • 50円だったので買ってしまった。こういう単純なことを改めて読み直すのもいい。すぐ読めるし。

  • 本は薄いけれど内容は厚く、そして熱い情熱に満ち溢れています。
    島田紳助さん本人は読み終えた読者にはちっとも参考にならないかもと心配しているけれど読みようによりますし個人的には大変参考になりました。
    本業として経営している人にはタレントという看板があるから興味本位や宣伝効果でのメリットを考えがちであるが
    紳助さん自身はタレントショップブームの限界やタレントという看板の持つデメリットもサイドビジネスを始める時からしっかり理解している。
    1日もあれば十分に読み終える内容ですが書いてあることは大切なことばかりで楽しく読みやすい。
    そして最後にある詩は心に響きますね。
    経営者だけでなくすべての人に一読してもらいたい心の温かくなる一冊です。

  • おばちゃんが大盛りにしてくれる、その気持ちが大事やねん!という話。4割自慢話。ちなみに私はシンスケさん嫌いじゃないです。何気に著書全部読んでるしな!

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