書くことが思いつかない人のための文章教室 (幻冬舎新書)

著者 :
  • 幻冬舎
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感想 : 129
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  • Amazon.co.jp ・本 (222ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344982338

感想・レビュー・書評

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  • 色々と勉強になる
    問題が所々入っているので面白い

  • 4

  • 2016.05.08 『女流官能小説の書き方』の新書広告ページより

  • ・描写力を上げるには、人と物をうまく取り入れる
    ・原稿が行き詰った時は、最初から読みなおし文章の流れに乗っかる。または、散歩
    ・現在→過去→未来の順で書いていく
    ・「思う」「考える」「感じる」を使わない
    ・なくても意味の通じる「私」は取る

  • 文章の書き方全般に触れられているが、「書くことが思いつかない人のため」と言われると物足りないか。が、日々の日記にも意識しながら書くようにしようと思わせた、、

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00247274

  • (書くことに抵抗はないけど)書くことが思いつかない人のための本です。よって、原稿用紙などの前で頭が真っ白になってしまう、という人には不向きです。

    書くことが思いつかなければ「記憶にある体験を頭に思い浮かべ、細かく描写せよ」と語る著者。
    テクニックとしては「なるほど」と思うものが多いけれども、それだけで文章を書きたくなるとは思えません。

    そもそも書くことが思いつかないのではなく、感受性が鈍かったり、伝えたいという気持ちが薄いことが原因なのではないだろうか。
    心理学的な視点で書かれた書籍や論文があれば読んでみたい。

  •  いい文章=「独自の内容」+「伝わる表現」感想だって、既成概念にとらわれたものよりも、独自の視点から見たものの方が、読む人の興味を引くでしょうし、それが伝わるように表わされていたら素晴らしいですよね。

     おそらく2年ほど前に読み終わっていたのに、感想・レビューを登録していなかった…著者の近藤勝重さんは、毎日新聞の論説委員、サンデー毎日と毎日新聞夕刊の編集長を歴任された方。「いい文章とは?内容があるということ、その内容が的確に表現されていること。体験こそが文章の最も大きな源泉、作文というのは、記憶化された自分自身を言葉にする作業。」と書くことを思いつくところから表現する技術までが克明に書かれている。そのため、読んで満足というよりも、要点をノートにとりながら読んだ方が良い、まるで教科書のような内容だった。

     私は、ついつい難しい言葉を(調べてまで)使おうとしてしまいますが、近藤勝重さんは、「文章はやさしい、普通のことばを使うのが一番です。それが一番読みやすく、伝わる文章なのですね。」と書かれています。そうなんです。背伸びして、自分の知性を感じさせるのが目的ではなく、何かを伝えるために書いているんですものね(^^ゞ

     「文章を書くというのは結局のところ人間とは、生きるとは、そして人生とは、と考えつつ、日々のよしなごとを書いて、それらの答えに少しでも近づいていくこと…」という言葉は、文章を書く前に身構えてしまいがちな私たちの方の力を抜いてくれる…

  • 学生が書く作文寄りの文章術の本。描写的な文章を書くことに重点をおいているので、読み手を惹きつける文章を書くときには参考になるかも。

  • もう一回読もう。筆者の心打たれた文をさらえるだけで価値がある。これを読んで書くことが思いつくかは微妙だが、書くことに敬意を持とうとは思うはず。

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著者プロフィール

近藤勝重(こんどうかつしげ)毎日新聞客員編集委員。早稲田大学政治経済学部卒業後の一九六九年、毎日新聞社に入社。論説委員、『サンデー毎日』編集長、夕刊編集長、専門編集委員などを歴任。『毎日新聞』(大阪)の人気企画「近藤流健康川柳」や『サンデー毎日』の「ラブYOU川柳」の選者を務め、選評コラムを書いている。一〇万部突破のベストセラー『書くことが思いつかない人のための文章教室』、『必ず書ける「3つが基本」の文章術』(ともに幻冬舎新書)など著書多数。直木賞作家・桜木紫乃氏に「日本語の師匠」と呼ばれている。長年MBS、TBSラジオの情報番組に出演する一方、早稲田大学大学院政治学研究科のジャーナリズムコースで「文章表現」を担当し、故・高倉健氏も聴講した。MBSラジオ「しあわせの五・七・五」にレギュラー出演中。

「2023年 『60歳からの文章入門 書くことで人生は変えられる』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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