- Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
- / ISBN・EAN: 9784344983922
感想・レビュー・書評
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背ラベル:002-デ
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出口イズムが現れまくった本だった
旅x人x本の3本建の考え方が非常にしっくりきたし、人として生きる上で欠かせないことを突きつけられたようにも思える一冊。教養とは人生における面白いことを増やすための手段に過ぎないこと、学歴や年齢に関係なく日常的なことが教養として自分のツールになることを教えてくれた。 -
様々な事をただ知っている事を表す「知識」とは違い、「教養」とは自分の頭で考える力であり、一種の能力のようなものだろう。
進学や採用での試験など効率が重視されるに今の日本の世の中で、真の教養を身につける事が出来る機会は少ない。
その中で、読者・人との出会い・旅から教養を身につける術を語っている。
「教養」を身につけた筆者は時事問題についても、極めて論理的に、そして実質的に分析し、読者に提言を行う。
感想等でなく、合理的に導き出すその意見を私が自らの手で導けないのは「教養」が欠けているからなのだろう。 -
とても感心する内容でした。
第7章「教養としての時事問題」は唸らされました。
コロナ後の今、著者はどういう考えに至っているのか、伺ってみたいなと思いました。 -
私の場合は趣味としての教養を身につけたいのでビジネスにおける教養を身につけるためのこの本はあまり役に立ちませんでした。
とはいえやっぱり賢い方というのは物事の考え方、受け止め方が違うと感心しました。 -
2度目の読書
腑に落ちるを大切に
自分のルールを作り判断を減らす
自分ルールに例外はない
旅、人、読書を自分の中にどう作るか -
「教養とは人生を豊かにするために必要なものである。」
この言葉を本当に理解した時に自分に教養がついたと思っていいのではないかと思った。
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教育では、考える力と生きた実践的な知識を教えることが大切だと書かれていました。
先の見えない困難な時代と言われている今、子どもたちをロボットにするのではなく、考えて行動できる人へと成長させることが教育者として改めて大切だと思った。
また、肩書きとはミッションを実現させるための役割であり機能と捉える出口さんの考え方。社長だからすごいということは全くない。自分の立場が上がった時に忘れないでいたい言葉だと思った。
これを読んで、自分の頭で考えられる人がこれからの時代に求められていることであると思った。ある物事に対して自分はどう考えるのか。自分の思いを常に表現できる人でありたい -
前いた会社の研修で中国の大学院生と瀋陽の都市開発についてディスカッションする機会があったのだけど、思考力の圧倒的な差を見せつけられて同僚と唖然としたのを思い出した。本で主張している通り、これが日本の中にいるだけでは気づけないリアルなのだと思う。