人生を面白くする 本物の教養 (幻冬舎新書)

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  • 幻冬舎
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  • Amazon.co.jp ・本 (264ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784344983922

感想・レビュー・書評

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  • 著者によると「教養とは、人生におけるワクワクすること、面白いことや楽しいことを増やすためのツール」であり、もう一つの本質は「自分の頭で考えること」にあるという。一見、教養人のように見える評論家やコメンテーターと呼ばれる人たちは、往々にして反対のための反対をする傾向があり、問題の全体像・本質が見えていないことが多い。物事の本質・背景を客観的に掴み、「自分の頭で考えて本当に納得のいく答えを見出し、より良い社会を作るために行動に移し、それが自分の生活の向上にもつなが」(p.31)っている、その様に生きる人のこそが「教養人」である。「納得のいく答え」を導き出すコツはふたつ。一つ目は、「タテ」(時間軸・歴史軸)と「ヨコ」(空間軸・世界軸)で考えること(p.63)。そして二つ目は「数字・ファクト・ロジック」で考えるということ(p.66)である。確かに、アメリカのリベラルアーツカレッジで学ぶ科目群の学習目標と一致するといえる。

    「中国はロシアのように崩壊するか?」対する回答が興味深い。「ロシア人は読む本がなかったので勉強の教材がなく、国を治める術を知らずに滅んだ。彼らは、マルクス、レーニンしか読んでいない」。しかし中国人は、それに加えて毛沢東や4千年の統治の「歴史」(中国史書に記された最古の王朝「夏」から数えて)を学んでいる。そのうえ、中国人の官僚の優秀さ、勉強の熱心さを称賛している。中国の大学生についても日本の大学生とは全く違うハングリー精神をもって学んでいる人が多い。とすると、崩壊の心配はむしろ日本のほうかも。

    著者は最後に、「私たちはもっとメリハリのある生き方をしなければならない」といい、「職場や仕事に従属した意識を改める一方、合理的な仕事の仕方によって極力無駄を省き、その分私生活を充実させる生き方にシフトすべき」として、締めくくっている。しかし要は、シフトして得た時間を、例えば「本・人・旅」といった著者が教養を培ったという時間に充てることができるのかという点に尽きると思う。日本の経済的繁栄にもかかわる問題だけに、重要な課題である。

  • 課題を指摘するだけでなく筆者の具体的な考えも示しておりわかりやすかった

    道端に咲いている花の名前を1日に1つぐらいは覚えることができる。1つ名前を知れば、世界の謎が解けたことになる。その分だけ人生と世界は単純になっていく。だからこそ、人生は楽しく、生きることは素晴らしい(ココシャネル)

    勉強の目的について
    ・専門のことであろうが、要するに物事を自分の頭で考え、自分の言葉で自分の意見を表明できるようになるため。たったそれだけのことです。そのために勉強するのです(山本義隆)

    人間社会とは、いびつなかけらが集まって1つの安定状態を形成するもの、なのです。大事なのは「いびつな欠片」を指摘することではなくて、全体としての「安定状態」を把握することです。

    広く、ある程度深い素養が必要
    →プラス「自分の意見」をもっていること!
    →日本人は周りと違うことを恐れすぎ、意見を持っていない方が恥ずかしい

    第二次世界大戦でアメリカに負けたのは圧倒的な生産力の差、工業力の差が決定的な要因。

    戦後日本の復興はアメリカというゴールが見えていいる、いわば「ルートの見えている登山」
    霞が関の官僚がアメリカに倣って設計図を書き、市民はそれ通りに動いた
    →独創性を発揮する必要のないまま、年率7%の実質成長が、独立(講和)以来ほぼ35年間も続いた。

    日本の農作物の輸出額は年間5000億
    一位はアメリカ、二位のネーデルラント(オランダ)は九州くらいの面積しかないけど9-10兆円
    →日本に伸び代はある。
    →構造的な農業改革がほとんどされていない
    →減反政策で農地面積はピーク時の半分になった
    →土地は余っている

    日本の領海の面積は世界第6位

    ◼︎縦と横で考える。
    縦は時間軸、歴史軸、横は空間軸、世界軸
    で二次元で考える

    ◼︎数字、ファクト、ロジックで考える
    日本の予算
    社会保障費→32兆円
    公共事業費→6兆円
    文教費→5兆円
    防衛費→5兆円
    他の支出→10兆円
    地方交付税交付金→16兆円
    国債の償還、利払い→23兆円
    合計96兆円

    ・税収→55兆円
    ・41兆円の差がある
    →増税や国債で埋めなければならない額

    社会保障費は、高齢化に伴って毎年1-2兆円ずつ増えている

    開国当初日本の金銀の比価は一対五
    世界では一対十五が相場だった。
    →外国人は日本で金を仕入れ、海外で売ることで、三倍のお金を手に入れた
    →幕府は気づいて、対策を講じるが、この時の損失が痛手となり(旗本が貧しくなり)のち、薩長連合に敗北する

    ◼︎考える力があれば、普通に入手できる情報でも、それらを分析するだけで、これまで見えてこなかった世界が見える。
    それが教養であり、知の力

    ルーズベルトのパートナーであった蒋介石が毛沢東に敗れ、アメリカは日本に目を向けた
    →吉田茂も、アメリカを番犬にして、軽武装、富国路線を選択

    ゆっくり急げ(ローマ皇帝初代アウグストゥス)

    本を読むスピードを上げる最も効率的な方法
    →本をたくさん読むこと
    →知識の蓄積があればあるほどつまづきが減るから

    新しい分野を開拓するとき
    →1ヶ月くらいかけて10冊読む
    →分厚い本から読んで行く
    →最初は点の理解、線の理解、面の理解(最後に一気に腑に落ちる)

    古典は無条件に優れている
    →岩波文庫や、東洋文庫に入っている本

    責務ミニマム、面白いことマキシマム

    自分が生まれる前のことについて無知でいることは、ずっと子供のままでいることだ(キケロ)

    私たちは負の遺産をも先人達から学ぶべきなのです。それができなかったら、彼らの子孫として意味がないではありませんか。

    政治体制が違っていても、人の暮らしに必要なものは変わらない。暖かい家と食事、そして心を許せる友だち(多田麻美ライター)

    一宮(いちのみや)
    →各地域で最も格式が高いとされる神社
    →現在110社が称している

    ◼︎年金
    1961年に設計された
    当時は11人で5年間1人を支える設計
    →今は、20年間以上肩車で支える
    どうして低負担、中給付なのか?(持続可能な構造でないのか?)
    →高度経済成長で将来の税収が自然に増加すると考えたから
    →しかし成長がとまり、人口も少子化に激変
    →緊急避難的に国債で穴埋めすることになった

    解決方法は3つ
    ・負担を上げる。(給付が増える)
    ・みんなで選挙に行って分配が上手なもっといい政府を作る
    ・生産性を上げて、経済成長する(増収になって給付にまわせる)

    支給条件に、年齢だけでなく、マイナンバー制を活用して、一定の資産や所得がないことを加味すればいいのではないか。
    →医療の一律3割負担も同じく。

    ジェネリックをもっと増やすべき
    →先進国の半分程度

    ■二十代世帯の平均年収
    →320万円

    ■住宅ローンについて

    日本では住宅の取得が人生の目的のようになっている。
    →35年ローンは成長神話を引きずったモデル
    →戦後は3、40年平均7%の実質成長し、給与が増え続けるという特別な時代だった

    しかし、二十一世紀はそうではない
    この20年でみても、世帯の所得は低下傾向
    →住宅ローンは月々決まった額を払う
    →所得が下がり続ければどこかで破綻する

    そもそも超長期の住宅ローンは
    「今は苦しくても、先々給与が上がればきっと楽になる」という図式の元で初めて成り立つ金融商品
    →今はそんな保証がない

    外国では一生賃貸という人もたくさんいる

    外国では住居費
    →日本は半ば資産作り
    →子供に残す資産にするための費用
    →しかし不動産が値下がりしている

    3000万のマンションを買ったとして
    →価格の二、三割は業者の販管費
    →→2500万くらいになる
    →しかも年々価値は下がる
    →金利1.5%で3000万丸々35年ローンだったら、4000万近くを返済しなきゃいけない

    現在、日本では空き家が800万戸以上ある
    →すでに住宅はだぶついている
    →人口減少、不動産価値は下落が基調となる

    よく不動産が
    「家賃をいくら払っても不動産はあなたのものにはなりませんが、買えばあなたのものになりますよ(元が取れますよ)」というセールストークを語るがそれには、
    「ただし、不動産価値が上昇すれば」という条件がつく。

    いまや、相当な一流企業に勤めていても、公務員でも、35年先のことなど誰もわからない。
    いつまでも日本に仕事があるとは思わない方がいいような時代に、長期の住宅ローンで将来の選択肢を封じるべきではない。(ちきりん)

    ・これからの日本の住宅政策
    →ヨーロッパのように、家具付きの賃貸住宅の供給を、柱にすべき
    →歳をとれば、公営のコレクティブハウスに入れるような仕組みが理想的
    →→介護も効率的に行える
    →もしくは、基本構造だけ賃貸し、間取り内装設備などを借りてが自由に仕上げるスタイル

    「これだけ空き家が増えて困っているなら、空き家を取得してリフォームした人に税制で優遇すればいい。人口が減り、空き家が増えている状況下で、新築住宅を取得したに人に今尚税を優遇し続けているのは政策として理解に苦しむ」(外国人の友人のコメント)

    ■女性や若者のファッション
    若者や女性のファッションが年々綺麗になって行く国は政治や経済が概ねうまくいっている
    →人間は子供が埋める若い女性に貢ぐ(万国共通の法則)

    ・ノルウェーとカナダの領有権問題
    →半年ごとに両国の軍隊が交代で駐留
    →寒い島なので、お酒を飲まないでいられない
    →飲み残しのお酒はそのまま残して、相手側にプレゼントしている

    ■無知の知
    私たちにはまだまだ知らないことが多すぎる、という自己認識からスタートすべき(ソクラテス)

    ■ヤマザキマリが14歳年下のイタリア人と結婚した理由
    →この人といると面白そうだと思ったから

    ■TPP
    賛成派も反対派もGDPが上がるといっている
    →GDPを上げることが幹なのであれば、あとは枝葉の議論。
    →→政治家は全体の代表ではなく部分の代表なのだから選択する
    ・TPPでのGDP押し上げ効果
    →0.54%
    ・日中韓FTAを、やった場合
    →0.74%

    ■領土問題

    一般的に、現在実効支配している方を有利とするのが国際法上の原則

    ■歴史は1つ
    →国の会談のそれぞれの議事録は違うが、録音テープは1つ
    →歴史とは文献や資料を総合的に勘案し、自然科学の力をも駆使して、その時なにが起こったかを解明しようとする営み
    →科学が進歩するほど、努力を積み重ねるほど、歴史は1つになる

    ■愛国心とナショナリズムは別物

    「ナショナリズムとは、劣等感と不義の関係を結んだ愛国心である」(歴史学者ルカーチ『歴史学の将来』)
    →日本上げの番組も、他国下げの番組も恥ずかしい

  • ・教養とは「自分の頭で考えること」と主張されており、今の日本人は教養が足りないと指摘されている。
    ・自分も知識を詰め込むことには精を出すが、それを使って自分で考えることはしていないと思った。
    ・他人(上司、政治家、親、著者等)の意見を鵜呑みにせず、「腑に落ちる」まで自分で考えるようにしたいと思った。
    ・また、自分の意見を他人に強要しないことも重要である(価値観の押し付け)。部下や妻、子供に対して気を付ける。
    以下、本文から引用。
    ・知識とは物事を知っていることであり、本・ネット・生活・仕事・旅行など色々なところから吸収できるが、それを素材にして「自分の頭で考える」ことが教養。
    ・誰かの話をちょっと聞いただけ「分かった」と思うのは安易な解決法。自分の頭で考えて、腑に落ちる感覚が大切。
    ・人の話を聞いたら、まずは「そういう考えもあるのだな」と保留状態にして、肯定も否定もせず、「腑に落ちる」まで自分の頭で考えること。
    ・面白さの源は教養。
    ・具体的には、話題が豊富で様々なテーマで会話ができる「ボキャブラリー」が必要(単に知っている単語の数ではない。
    ・次に、個別に「狭く、深い」専門分野を持ったうえでの、「広く、ある程度深い」教養が必要。
    ・西洋におけるリベラルアーツという概念とは、一人前の人間が備えておくべき教養のことで「算術」「幾何」「天文学」「音楽」「文法学」「修辞学」「論理学」の七つの分野からなる。
    ・最後に「自分の意見」を持っていることが最重要。「自分の意見」をもとに自分の生き方を追求し、自分の人生を謳歌することが理想。
    ・「自分の頭で考える」思考法として、「タテ」と「ヨコ」で考える。「タテ」は時間軸、歴史軸であり、「ヨコ」は空間軸、世界軸。歴史と世界の二次元で考えると視野狭窄にならずにすむ。「タテ」の発想で先人が繰り返した試行錯誤から学び、「ヨコ」の発想で世界の人々の考えや実践法を学ぶことは、大きなヒントになる。時間と空間を超えて今なお残っているものは、合理的な最適解である確率が高い。
    ・物事を考える時は、理屈だけでなく(国語)、常に数字(データ)を参照して考える(数学)ことが重要。数字に基づかない理屈は説得力に欠く。「数字・ファクト・ロジック」で考える。
    ・一見複雑でコントとして見えるものでも、シンプルに考える(修飾語を取り除き、身近なものに例えて感が手見る)。
    ・常識を常に疑う。
    ・考える力があれば、普通に入手できる情報でも、それらを分析するだけで、新たな世界が見えてくる。
    ・新聞は、世の中で起こった出来事を毎日価値の序列で並べ替えているので、見出しと記事の大きさで世の中で今何が大事か一目でわかる。
    ・好きな分野であれば、情報収集に努めて、ひたすら量を積み重ねることで造詣が深くなる。
    ・本は本文を5~10ページ読んでみて、面白くなければ読むのを止める。経験則として、最初が面白くない本が後から面白くなるはずはない。それ以外は最後まで必ず読む。
    ・本を選ぶ際に、新聞の書評欄は参考になる。それぞれの分野の専門家が署名入りで執筆しているため真剣に記載している。さらに様々な分野の本をバランスよく紹介されている。経験則でもほぼ例外なく面白い。
    ・古典は無条件で優れている。ここでの古典の定義は「岩波文庫」「東洋文庫」に入っている本。
    ・自分とは感覚が違うな、とか、ちょっと変わっているなと感じたら、相手を単に否定するのでなく、相手の間隔を自分も追体験してみると、それまで自分にはなかった感覚を理解することができる(相手を理解できる)。
    ・教育には少なくとも二つのことが教えられるべき。
    ・一つは「考える力」。自分の頭で考え、自分の言葉で、自分の意見を言える人間に育てること。
    ・もう一つは現代の社会生活を送る上で必要な「生きた実践的な知識」、特に「選挙・民主主義」「お金」「税と社会保障」の知識は必須。
    ・仕事をしている割合は2割程度。それなのに、必要以上に仕事優先で家族や自分にしわ寄せを敷いたり、「職場の一員」であることに過剰適応している。
    ・日本人の価値観や人生観は、職場や仕事に偏りすぎている。だから、仕事の話はできても、文学や歴史、宗教、音楽や美術の話ができない。
    ・2割(仕事)より8割(仕事以外)の時間の方が大切。2割の仕事の時間は、8割の時間を確保するための手段に過ぎない。
    ・仕事は「どうでもいいもの」「取り替えのきくもの」という価値観があれば、自分の信念に従って思い切って仕事をすることができる。仕事を人生の最優先事項ととらえ、職場を絶対視すると、上司や周囲に気を遣い気持ちが萎縮してしまい、失敗をしてはいけないと自縄自縛に陥る。
    ・会社での役職はあくまで「機能」であり、その人の人格や人間的価値が上であることととは異なる。

  • 今の学生は著者が思っているよりは勉強に励んでいると思うが、世界標準で考えるべきということには大切なことだと実感している。

  • なるほどそうか。
    と思うことが多いのだが、少子高齢化の項については、違和感が。

    この本では「女性が子供を産みたくなる」ことが解決の鍵になる、というような主張されている(ように読み取れた)。
    私は、子どもを作るもの、育てるのも、両性が関わることであり、「男性が子供を作りたい・育てたい」と思うことも、女性がそう思うことと同じだけ大切な解決への鍵となると思う。

    女性が産みたくなれば、解決、とする方法もあると思うがそれは、あまり「人間的」な方法ではないのではないか。

    両性が手を携え、子どもをはぐくむ方が、私の趣味にあうなぁと思った次第。

  • 「教養」とはなにか、ということをライフネット生命の会長であり、読書の哲人である出口氏が教えてくれる。徹底的に合理主義・実質主義な人であると同時に世界史マニアでもあるので、肌に合う合わないはあるだろうが、少なからず知的好奇心を持ち、本を読むことに拒否感を抱かない人にとってはかなり刺激的な内容。かくいう私はもう一度西洋美術の学び直しをして中国の神話についての本が読みたくなり、やっぱりスペイン語と同時並行で英語も勉強しようかしらと考えるようになった。時間が足りないよ・・・

  • 教養の大切さを説いたものだが、学ぶべき事はなかった。

  • 私には教養が不足してると感じましたし、広く浅くでもいいので教養をつけておく必要性を感じました。
    あとは、自分で考えることの必要性ですね。はい、論文読みます。

  • 教養は自分で考える力
    考えは「数字、ファクト、ロジック」を押さえる
    教養を身につける方法は本、旅、人にふれ合う

  • 教養は世界のスタンダードに照らし合わせると、あって当たり前のもの。
    堅苦しく考えるものではなく、興味関心に従って、楽しんで身に付けていけばいい。
    読書・人と会う・旅を通じて身に付けることができる。ただし筆者はいくつか決め事をしている、それによって様々な機会を学びに変えている。
    何事も継続。例えば毎日1時間読書など。
    その結果、自分で考える力が身に付き、様々な時事問題の本質を捉えられるようになる。それこそがまさに「人生を面白くする本物の教養」の入り口。

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著者プロフィール

出口 治明(でぐち・はるあき):立命館アジア太平洋大学(APU)学長。ライフネット生命創業者。1948年、三重県生まれ。京都大学法学部卒。日本生命入社。ロンドン現地法人社長、国際業務部長などを経て2006年に退職。同年、ネットライフ企画(株)を設立し、代表取締役社長に就任。2008年4月、生命保険業免許取得に伴いライフネット生命株式会社に変更。2012年上場。2018年より現職。著書に『全世界史(上・下)』(新潮文庫)、『0から学ぶ「日本史」講義』シリーズ(文春文庫)、『歴史を活かす力』『日本の伸びしろ』(文春新書)、『哲学と宗教全史』(ダイヤモンド社)、『一気読み世界史』(日経BP)、『ぼくは古典を読み続ける』(光文社)等多数。

「2023年 『人類5000年史Ⅴ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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