- Amazon.co.jp ・本 (40ページ)
- / ISBN・EAN: 9784378041483
感想・レビュー・書評
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当たり前に水が飲める日本人には、ぜひ読んで欲しい一冊です。
遠いところまで汲みに行って、
みんなで大切に使って、
最後の最後に飲む水は、
どんなに美味しいことでしょう…
2021年青少年読書感想文全国コンクール
小学生低学年の部 課題図書に選ばれました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
2021年、読書感想文課題図書 低学年
西アフリカの国、ブルキナファソで育ち、現在、世界中で活躍するモデルで、ジョージさんの経験を元に作られた本。
ジージーは、犬と歌い、草と踊り、風とかくれんぼするアフリカの少女。でも、水を呼び寄せたり水をキレイにする事は出来ない。どんなに夢みて望んでも。
ジージーは、朝早く起こされて、お母さんと遠くまで水汲みに行く。泥の混じった川の水をつぼに入れ頭にのせて帰ってくる。
そして、生活に使い、ジージーののどを潤す。
家族が仲良しでジージーが明るいので、暗さがないが、ジージーを自分だと思って考えるととても大変だ。
世界には水を手に入れることに、(大袈裟かもしれないが)人生を費やすしかない状況の人からいることを低学年に教えてくれる本。
SDG sの調べる学習にも。 -
読んでさびしくなっちゃったから、星4つ。
アフリカで、毎朝お水をくみに行くのは大変で、遠くまで行くのによごれた水しか手に入らない。いつものどがかわいている。ぼくは水道でかんたんにきれいなお水を飲んでいるから、さびしい気持ちになった。自分がめぐまれていて、申し訳ないなと思う。
絵本でジージーだったモデルの人が、学校に井戸を作った。それはいいなと思った。水くみという仕事があるのは知ってたけど、この本を読んで、本当に大変なんだとわかった。もっと井戸がふえるといい。モデルの人は、すごいがんばっている。ぼくも、作れるように、何かできたらいいと思った。(小4) -
2021年課題図書低学年。前に読んだ既視感!と思ったら、前に課題図書になった「ポリ袋いちまいすてた」に似てないかい?? 1、2年がこの本を理解できるか?プリンセスって言うから、余計 わからなくなりそう(笑) 親の説明が必須だね。綺麗な水さえ自由にならない国、まだまだきっとたくさんあるのだ。
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■2021全国課図低学年■
水ぅー!と思ったときに水道から出ず、冷蔵庫にもなにもなく、自販機もなく、店も開いてなく、川や農業用水路にも流れてなく、田んぼに張られた泥混じりの水しかない、って状況が、日本人の私の感覚としては近いのかな。
しかも田んぼは7キロ先。
想像するとなかなかつらい。
文明かが進むと失われるものもあるけど、当人たちに必要な開発は、されるべきだね。
前に誰かの体験談で、山で遭難して水を求めて、投棄された湿った段ボールを絞って飲んだというのがあったなあ。
何となく思い出した。 -
アフリカでは生活に必要なきれいな水を、わざわざ何キロも離れた井戸や川まで、毎朝くみに行かなくてはならない人たちが大勢いる。そんな日常を、一人の女の子の1日の生活を通して伝える絵本。あとがきには、西アフリカのプルキナファソの実際の写真が載っている。水の大切さを改めて子供たちと考えるのにお薦めの1冊。
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毎日遠く遠くまで水を汲みに行く。
水を汲みに行かないといけないから学校に行く時間もない。そういう暮らしをしている人や子どもが世界にたくさんいる。
蛇口をひねればきれいな水が出てくる今の生活は、ありがたいことである。
6歳さん、真剣に聞いていた。 -
ぼくの、家は、水どうから、でるよ。
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水のありがたさを感じる
2021絵本50 -
今も多くの国で水が不足している。
さらに砂漠化の進んでいる地域もある。
絵も文も素敵。