なみだ特捜班におまかせ!: サイコセラピスト探偵波田煌子 (ノン・ノベル 807)
- 祥伝社 (2005年10月1日発売)
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感想 : 19件
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- Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396208073
感想・レビュー・書評
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主人公は波田煌子(なみだきらこ)
以前は「なみだ研究所」というメンタル・クリニックの院長で活躍していた。
今回は、警視庁の特捜班で、7つの猟奇事件を解決する。
事件を一つ解決するたびに、波田煌子の左目から、ひとすじ涙が流れ落ちる。
「おそらく十代だと思われる幼い顔をしているが、服装はどこか野暮ったい」
でも本当の年齢は23歳(らしい)
女性探偵・・・というほど華々しい活躍をするわけではない。もちろん危機に陥ることはない。
容疑者との「コロンボ」っぽいやりとりもあるが、波田煌子は計算ではなく天然。
「トリック」のようでもあるが、波田煌子はもっとまじめな感じ。
それでいて、最後には彼女が真犯人をぴたりと当てる。
鯨統一郎の中では好きなキャラクタのひとりである。詳細をみるコメント0件をすべて表示