- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784396210267
感想・レビュー・書評
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ギャングシリーズ第3弾。
あとがきにて9年ぶりとのこと。ビックリ。
今回はマスゴミ的な人物をどうにかしちゃうお話。
主人公4人の距離感がやっぱり読んでいて楽しい。
ちょっとした言葉の操り方もさすがだなと思う。
コメディとして十分楽しめる一冊です。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
個性的な四人組の主人公。テンポよく伏線をはって回収してくれるので面白い。
この作品は、味方だか敵なのかわからない人が出て来て、最終的にその人たちを上手く使うのが面白い。今回では、カジノの人たち。 -
さらりと軽快なテンポで、それでいて分かりやすい。まさに伊坂幸太郎という感じ。
ちょっとオチの説得力が弱い気はするけど、小気味の良く、ウィットに富んだ会話を読むだけでも楽しかった。 -
四人組に降りかかる火の粉ははたして払えるのか?
相変わらず映画っぽい感じです。
『マリアビートル』には苦戦しましたが、このシリーズは大丈夫。
装幀 / bookwall
カバー写真 / mable8(ALASKA JIRO)
カバーモデル / WAKAMAN30号 -
会話が爽快!テンポが良くてシリーズ通してすごく好き。
だけどサスペンス要素のキレは落ちたかも?最後に大桑が出てきたとこ辺りから締め方が雑になっているように思える。そこが残念。
彼らの会話がもっとみたいから、続いてほしいシリーズ! -
陽気なギャングシリーズ3作目!2作目以降銀行強盗はなく今回もありませんでした。ですが、4人の個性的なメンバーがイキイキと描かれていて響野と久遠の会話には何度もクスッと笑ってしまいました。
今回は事件の被害者のプライバシーをもネタにする最低最悪な記者 火尻に銀行強盗であることをバラされそうになる話。この火尻がほんとに最悪でイライラしましたが、最後に成瀬達はやっつけてくれるだろうとゆう安心感があったので楽しく読めました笑
4作目も待ち遠しいです笑 -
今回の敵は、他人の不幸をネタにする、卑しい記者。
4人が銀行強盗であることをネタにして、脅してくる。
伊坂作品ではおなじみの、「大きな悪の組織」ではないけれど、世間に影響を広げられる仕事をしている分、成瀬たちにとっては一番相手にしたくない敵だったのではないか。
今回は4人以外にも、記者を成敗するための協力者が出てくる。そしてみんながデキる人!
このシリーズが今後も続くのかは分からないけど、是非とも今回の協力者(名前も記されてない)が登場してくれたら嬉しいなあ。 -
なんて愛しき、強盗たち!
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2017.6.25
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相変わらず響野がすき