会社の絞め殺し学 ダメな組織を救う本 (祥伝社黄金文庫 ひ 9-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (249ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396314460

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  • 「絞め殺し」と言うどぎついワードも読むと納得する。無知や部分最適がじわじわと会社を苦しめる様、言われるととても納得できる。
    皆、会社を良くしたいと思っているにも関わらず、知らず知らずのうちに会社を苦しめている。恐ろしい。絞め殺しているのは自分なのかもしれない。
    ワークが考えるキッカケになる。

  • 差別化は本質を追求することによって、自然に発生してくるもの。徹底的な模倣から滲み出てくる個性と似ている。

    「客を集める方法」を考えるのではなく、「お客様が集まってくる状態」を考える。

    理念を元に価格を決定する。

    相手に対して、適切なものを紹介しなければ、信用は高まらない。

    自分の仕事に対して常に自信を持てるように、本質を追求し続ける姿勢が大事。

  • 「・・・という人がやがて会社をじわじわと絞め殺す」という標題で17タイプの例が紹介されています。要は、小手先のテクニックで儲けようとするな、地道に本業を磨け、お客様のために地道に努力しろ、ビジネス書なんて読んでないで自分で考えろ、対処療法ではなく体を鍛えろ、などというようなことが列挙されていました。もちろんそれは正しいと思う。でも、超上から目線。たびたび「17万人の読者を持つメールマガジンを発行している私」という文句が出てくるのは辟易した。本書を手に取ろうとする読者を小馬鹿にしたような内容ばかりで、すぐに役に立つような本ではない。もちろん、全て正しい内容だととは思うけど、骨折をして苦しんでいる相手に対して普段から丈夫な体を作っておけ、というような話をしているような内容でした。

  • パラ読み

  • 「あおり」、「だまし」といった小手先のテクニックではない、本当の意味での顧客視点に立った経営を学べる本。

  • 読者20万人のメルマガ著者によるマーケティング本。会社という組織の下降線はこのような症候群なのだよ・・と易しいけれど結構強烈に症例を述べていく。これはビジネスだけの問題ではないね。コミュニケーションのできない人(相手の気持ちを思いやる力のない人)、自分がどのように生きていこうとしているのか考えていない人、信念とビジョンと社会性が生きていくには不可欠なものであり、商取引というコミュニケーションにおいても信頼ってとっても重要なことが縷々と述べられていて、原点って何事も同じだよね・・っていうこと。

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著者プロフィール

精密機器メーカー、ゲーム会社を経て、現在ウィンビット代表。
日本で唯一のクイズプロデューサーとして様々な企画に携わり、現在はクイズ企画の枠を超えてPR戦略やブランディング戦略のためのコンサルティングを行なう。各方面で講演・研修・執筆などの実績多数。全国紙、経営誌などをはじめ数多くのマスメディアに紹介されている。ゲーム曲など400曲以上を世に出したサウンドクリエイターでもある。 読者数合計5万人を超える人気メルマガ『発想源』シリーズの著者。
福岡県北九州市出身。

「2005年 『顧客と語らえ!クイジング入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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