龍の契り (ノン・ポシェット は 6-1)

著者 :
  • 祥伝社
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本棚登録 : 71
感想 : 5
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  • Amazon.co.jp ・本 (664ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396326562

感想・レビュー・書評

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  •  なぜ香港返還は九十九年後という契約が結ばれたのか?という謎に、もう本当にびっくりな謎解きをしてくれた本。百年なら切りがいいし、イギリスにとってみれば永久に返さないのが一番いいわけだし…
     
     なぜ九十九年なんでしょうか… ああ、言いたい!

      

  •  良くできた小説です。はった伏線もしっかり回収して物語のラストへと続いていきます。四分の三をすぎたあたりで結末が予想できる部分がありますが、それ以外は非常に良くできています。
     国際的陰謀に巻き込まれた外交官沢木がゴルトシルト家の長い陰謀に終止符を打つために駆け回る。

著者プロフィール

1961年東京都生まれ。早稲田大学教育学部卒。95年に刊行したデビュー作『龍の契り』が大きな話題となる。’97年『鷲の驕り』で吉川英治文学新人賞を受賞。以後、豊富な取材と情報量を活かしたスケールの大きな作品を発表し続けている。他の著書に『KATANA』『ポジ・スパイラル』『エクサバイト』「清談 佛々堂先生」シリーズ、『天の方舟』『深海のアトム』『夢窓』などがある。

「2020年 『令和版 全訳小説 伊勢物語 』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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