幻の城: 慶長十九年の凶気 (祥伝社文庫 か 16-3)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (363ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396328573

感想・レビュー・書評

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  • 泳いではないけど、大坂城に参っちゃった秀家のお話。狂気に満ちた秀家は新鮮でした。ラストに対峙した家康と秀家のおそらく永遠に平行線であろう主張の違いも良かったです。

  • 「八丈島より泳いで参った!」の元ネタってこの本??
    まさかの、夏の陣in秀家。
    中納言さま、カッコイイです。

  • イ・ケ・メ・ンフゥー
    宇喜多中納言秀家、八丈島より狂って参った!

  • 舞台は大阪の陣が中心。最初に登場するのが真田昌幸・幸村父子で昌幸の氏の直前のエピソード。こういう展開では、幸村主人公の大阪の陣のお話と相場は決まっているが、見事に裏切られた。大阪方の影の総大将になるのは誰か?そして、15年も前からの密約が。。。新鮮な視点で描かれていて、とっても面白くて、一気に読破しました。

    2009.4.1読了

  • 「城塞」しか読んだ事のない私にとってはすごく新鮮で斬新な大坂小説。
    中納言怖い!すごい!続きが気になる!

  • 狂気秀家が読めるのはこの本だけ(たぶん
    もしも秀家が大坂の陣にいたら…

  • 泳いで参った!!的な。
    でもそれより凄い秀家様てんこ盛り盛り。テンション増し増し。

    秀家様が好きになります。様つけで呼んじゃうくらい。
    真田さん家の十勇士との遣り取りが良い感じ。

  • 大阪の陣に秀家参戦・・・な話。
    一風変わった秀家が見られます。

  • 思っていた内容と全然違っていたが(笑)結構面白かった。
    秀家の狂人ぶりには驚いたけど。

  • 秀家の絶壁ダイブ/アカコッコ/ばたばたと死んでいく真田十勇士…めっちゃ面白い!もうぐいぐい話に惹き込まれます。家康と秀家の生き方の違いが印象深い。

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著者プロフィール

かぜの・まちお
1951年生まれ。’93年「黒牛と妖怪」で第17回歴史文学賞を受賞してデビュー。主な著書には『わるじい慈剣帖』(双葉文庫)、『姫は、三十一』(角川文庫)『大名やくざ』(幻冬舎時代小説文庫)、『占い同心 鬼堂民斎』(祥伝社文庫)などの文庫書下ろしシリーズのほか、単行本に『卜伝飄々』などがある。『妻は、くノ一』は市川染五郎の主演でテレビドラマ化され人気を博した。2015年、『耳袋秘帖』シリーズ(文春文庫)で第4回歴史時代作家クラブシリーズ賞を、『沙羅沙羅越え』(KADOKAWA)で第21回中山義秀文学賞を受賞した。「この時代小説がすごい! 2016年版」(宝島社)では文庫書下ろし部門作家別ランキング1位。絶大な実力と人気の時代小説家。本作は「潜入 味見方同心」シリーズの完結作。



「2023年 『潜入 味見方同心(六) 肉欲もりもり不精進料理』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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