ふたたびの虹: 恋愛ミステリ- (祥伝社文庫 し 10-6)

著者 :
  • 祥伝社
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感想 : 103
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396331658

感想・レビュー・書評

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  • ひっそりと開いている、美味しい料理をだす
    けれど、それほど高くない、
    そういう小料理屋の女将は
    美人と相場は決まっている。
    作中では、とびきりの美人ではない、とあるけれど、
    そこそこの美人であることは間違いない。
    で、料理が上手で出しゃばらないのに気配り上手。
    ずるいなぁ。。。
    絵になるなぁ・・・

    で、そういう女将には謎がある、
    これも決まりごと。
    やっぱりあったかぁ秘密。

    中身は、苦みもコクもある大人のお話。
    大人になるということは
    いろんなことがあるってことなんだなぁ。

    「桜夢」の
    愛人、つまり全くの他人を死亡保険金の受取人に
    するのはかなりむづかしいと思われるし、
    ほぼできないんじゃないかと思うのだけど。
    この親父も自分の子どもに残せよ!と
    不倫を許せぬ私は思うが。
    緑の桜は見てみたい。

    清水さんとのやり取りは
    なかなか新鮮で面白い。

  • 再読。

  • 読んでたらカボチャが食べたくなりました。
    ということで今晩のおかずはカボチャの煮物。

  • 後半にかけて盛り上がってくる。料理が美味しそう。

  • この作家さん、やはり説明台詞が多すぎて、しかもそれが長すぎて、登場人物の身内の人とかみんな簡単に死んだ設定にするパターンが多すぎる傾向がある。
    やっぱりあわない。

  • 後半にかけて、主人公の女性の過去で話が盛り上がります。
    とてもしっとりした心に残る作品でした。
    続編があるそうなので、そちらも是非、
    近日、読みたいと思います。
    それにしても、この作者は人、特に女性を描くのが
    とてもうまいです。

  • おいしい料理を食べたくなった

  • 【再読】連作短編集/恋愛&人情ミステリ(あとがきの言葉を借りて)/純粋かつほろ苦い大人の恋愛/ほっこりとおいしそうな京料理の描写/親子のあり方とは/こんなお店があったらいいなあ/古道具(ブロカント)に親しみが/

  • 雨が降れば、虹は何度でも、空にかかるんだから。

  • 読み始めて、再読だったことに気づきました。
    NHKのドラマを見て、とても良かったので小説も読んでみたのでした。
    小料理屋を営む主人公が、とても素敵。心温まる京都のおばんざいを出してくれて、お店を訪れる人たちの心まで、温かくしてくれます。
    若い頃の悲しい体験も、理解者の骨董品店主と寄り添いながら、自分なりに解決していく姿も、ちょっと出来すぎじゃない…とツッコミを入れつつ、気持ち良い読後感です。

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著者プロフィール

 小説家、推理作家。
『RIKO-女神の永遠』で第15回横溝正史賞。
 猫探偵正太郎シリーズ、花咲慎一郎シリーズ など。

「2021年 『猫日記 Cat Diary』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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