LOVE or LIKE

著者 :
  • 祥伝社
3.30
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感想 : 164
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  • Amazon.co.jp ・本 (327ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396632663

感想・レビュー・書評

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  • 男女が出会うと、いろいろな感情が生まれる。気になる、好き、愛しい、せつない…。友だちが恋の対象になるのは、どんなときだろう?転校生への憧れ、再会した同級生への複雑な感情、文通相手のまだ見ぬ異性へのときめき―。微妙な機微を、6人の実力派男性作家が描く恋愛アンソロジー。

    ------------------------

    男性作家が書く恋愛短編小説は、私にとってとても読みやすい。『I LOVE YOU』と同じアンソロジーシリーズだと思っている。
    石田衣良『リアルラブ?』、中田永一『なみうちぎわ』、中村航『ハミングライフ』、本田孝好『DEAR』、真伏修三『わかれ道』、山本幸久『ネコ・ノ・デコ』
    中田永一さんもいいけど、本田孝好さんも気になる作家さんだよなあ。

  • 男性作家6人の短編集。
    中村航「ハミングライフ」☆☆☆☆☆☆☆
    もぅ顔がほころんでしまう♪
    読みながら公園の風景とか猫とかが目に浮かんできた。
    と、思ったら映画化されるそうで。

    石田衣良「リアルラブ?」 ☆
    中村永一「なみうちぎわ」☆☆☆ 
    本田孝好「DEAR」☆☆☆☆ 
    真伏修三「わかれ道」☆☆ 
    山本幸久「ネコ・ノ・デコ」☆☆ 

    全体的に「青春時代の恋を思い出す」か、「恋が始まる5秒前」がテーマで
    それ以外の切り口はないのっ?って感じ。

  • 現代の人気作家によるアンソロジー。
    中田永一のほかの作品が読みたいということで読んだ本。しかし、前回同様に本多孝好や山本幸久など自分の好きな作家も書いていることに気づき、また凄い本だよーと思った。
    中でも、中田永一の「なみうちぎわ」がすごく良かった。すごく情緒的なストーリーでありつつもミステリー要素を含んでいて、読んでいてとても満足できた。またこういった本を読んでみたいと思った。

  • 11/29
    物足りなさと好き嫌い。

  • 石田衣良「リアルラブ?」
    中田永一「なみうちぎわ」
    中村航「ハミングライフ」
    本多孝好「DEAR」
    真伏修三「わかれ道」
    山本幸久「ネコ・ノ・デコ」

    私は石田衣良さんのファンですが、この中ではだんとつ「ハミングライフ」が好きでした!中村航さん、初めて読みました。これから要チェックだ。
    登場人物たちのみじかい手紙のやりとりが可愛らしい。一日一便だけのやりとり。メール全盛のいま、あり得ないまどろっこしさだけれど、それがすごく可愛らしくて素敵でした。登場するネコちゃんもいいです。恋愛ファンタジー、いいなぁとほのぼのとしたしあわせな気持ちになりました。

    ほかのお話もなかなか良かったです。
    中田永一さんの短編は、「百瀬、こっちを向いて」の単行本のほうで既読。ほかに好きなのは「ネコ・ノ・デコ」かな。登場人物の女の子に、がんばれ!ってエールを送りたくなる気持ち。

  • なるほど確かに、好意か愛かっていうボーダーラインな感じ。

  • リアルラブ? 石田衣良
     大学生 カフェアルバイト
    なみうちぎわ 中田永一
     家庭教師 海 昏睡  面白かった
    ハミングライフ 中村航
     木のうろ 猫 手紙交換 天然パーマ
    DEAR 本多孝好
     転校生小学生 社宅村 リストラ 同窓会 池 手紙
    わかれ道 真伏修三
     
    ネコ・ノ・デコ 山本幸久
     高校同級生 雑貨や 画家

  • アンソロジー本で色々な作家を読みたくて購入。

    なかでもよかったものは、中田永一あとはアンソロジーの良さよりも悪さのほうが目立った感じですね。評価は中身の総合です。

  • 『100回泣くこと』以来自分の中で
    中村航の評価がかなり悪くなっていたけど、
    これを読み返して「ハミングライフ」はやっぱりいいな、と。

  • 2009/11/01 読了。

    【感想】
    6人の作家による短編集。
    本多孝好めあてで読んでみた。

    『なみうちぎわ』、『ハミングライフ』、『DEAR』の3編が面白かった。
    他の3編は可もなく、不可も無くな感じかな・・・。


    『なみうちぎわ』は会話にライトノベル的なテンポがあって
    笑わされつつも、重さも感じられた。

    『ハミングライフ』は一番好きかも。
    焼きイモみたいなホッコリとした暖かさを感じた。

    『DEAR』は少年時代の思い出が瑞々しい文章で描かれていて良かった。
    ちょっとした毒が入っているのもポイントかも。

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著者プロフィール

1960年東京生まれ。成蹊大学卒業。代理店勤務、フリーのコピーライターなどを経て97年「池袋ウエストゲートパーク」でオール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。2003年『4TEEN フォーティーン』で直木賞、06年『眠れぬ真珠』で島清恋愛文学賞、13年 『北斗 ある殺人者の回心』で中央公論文芸賞を受賞。他著書多数。

「2022年 『心心 東京の星、上海の月』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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