公園で逢いましょう。

著者 :
  • 祥伝社
3.51
  • (9)
  • (30)
  • (46)
  • (3)
  • (0)
本棚登録 : 156
感想 : 37
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633059

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2014.07.14読了。二つの丸い公園が繋がったような形をしている、『ひょうたん公園』に集うママさんたちの1人1人を描いた、短編集。○○ちゃんのママ、でしかない彼女たちにも、もちろん名前も、それぞれの物語もあるわけで。ドラマ、名前のない女神?を、思い浮かべました。観てないけど。
    見た目でも名前でも、性別がわからない場合、字を聞けばわかるかも。「アキちゃんてどういう字を書くの?」勉強になります。
    短編のなかのひとつ、『バイバイ、ブラックバード』全然関係ないけど、親愛なる伊坂先輩の本のタイトルと同じでちょっと嬉しい。同じジャズのタイトルからとった、というだけで、何の関係もありませんが。
    ママたちの公園付き合いって、きっとものすごく大切だろうけど、ものすごく大変なんだろうなぁ。

  • 公園には小さな子供たちを連れてお母さん達も集まってくる。

    子供同士遊び、お母さん達も会話しあう。

    何気ない日常。今あるそれぞれの生活。

    それぞれ、いろんな思いをかみ締めて、
    自分の人生を歩んできた人たち。

    この公園にいる人に限らず、人はみんないろんな事を経験して歳を重ねていく。

    はたから見たら悩みが無いように見えても、そんな事は無い。
    みんないろいろ考えているのだ。悩んでいるのだ。

    1つの公園を舞台に、いろんな物語があるのです。

  • 公園にいるママ達の連作短編。

  • 一つの公園で行き交う人たちには、それぞれに違う暮らしがあって、まったく交わらないようでいて、何かが繋がっている。いつもながら、「サイテーな中の希望」を描くのが上手い人だな。

  • 期待してなかったけど面白かった。公園、ママ友、いろんな人がいるよね。

  • 赦さなければならない。何故なら、私もまた、赦されているから。

  • 公園に集うあるグループの母親たち一人一人にスポットを当て、その過去から現在に至るまでが描かれていました。一人一人のお母さんたちが、どういう育ち方をして、現在、ママ友グループの中でそのような役割になったのかがわかり、興味深く読むことができました。

  • 面白かった!
    「アミカス・キュリエ」が好きです。

  • どの物語も良かったけれど、中でも「アカべー」が抜群に良かったです。とにかく笑える作品という印象が強かった三羽氏ですが、着実に力を付けて行かれている感じがしますね。それでもユーモアのセンスは忘れていらっしゃらないところが素敵です。これからの作品に、否が応でも期待してしまいます。

    しかし、五つの短編が収録されていて、五人のママが登場したので、てっきりそれぞれのママの話かと思っていたのですが、アキちゃんママの話が飛ばされたのは何故?気になるなぁ。

  • 公園に集まるママ達の、それぞれの物語。

    ママにも歴史ありといった感じ。「バイ・バイ・ブラックバード」以外は、どれもなかなか面白い連作短編集だった。
    下駄車や人違いのエピソードが印象的。

    ちょっぴり風変わりな人達のほろ苦い過去の思い出たちは、どこか哀しくて、でもクスっと笑いたくなる。

著者プロフィール

1968年岡山県生まれ。2002年、第8回小説新潮長篇新人賞を受賞した『太陽がイッパイいっぱい』でデビュー。06年『厭世フレーバー』で第27回吉川英治文学新人賞候補、09年『太陽がイッパイいっぱい』で第5回酒飲み書店員大賞受賞。12年『Junk 毒にもなれない裏通りの小悪党』で第33回吉川英治文学新人賞候補。『ニート・ニート・ニート』は18年に映画化された。他の著書に『イレギュラー』『タチコギ』『Y.M.G.A 暴動有資格者』『路地裏ビルヂング』『ヘダップ』『俺達の日常にはバッセンが足りない』などがある。

「2021年 『共犯者』 で使われていた紹介文から引用しています。」

三羽省吾の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×