幸福な生活

著者 :
  • 祥伝社
3.34
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本棚登録 : 2328
感想 : 452
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  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784396633660

感想・レビュー・書評

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  • ちょっと面白かったのは最初の2つくらい。あとはひどすぎるくらいつまらない。古典的な展開で、まさかのそのまんまのおち。書評で面白いって書いてあるの見たけど読んでないとしか思えない。
    表題のラストなんて夢おちだぜ、ありえなくない?

  • 星新一のショートショートを見て、僕も書こうと思い立った中高生が執筆したんか?!って思ってしまう作品。世にも奇妙な物語感。
    全編ラストが分かってしまって楽しめなかったのと、超短編っていう特色上そもそも厚み出すのが難しいんだろうけど、中身が薄かった。
    沢山の話が詰まってるのに全編通して好きな作品がひとつもない。
    あと気になったのが、出てくる女性(奥さんとか)がみんな美人とかキャリアウーマンとか、旦那より何かしら秀でているものを持っているって描写が多い気がする。モンスターを読んだ上で思うのは、百田さんって容姿の美醜についてやけに取り上げたがるんだなということ。ほかの作品は違うのかもしれないけど、なんかそういう美人な女で繋がっている感じが、全編どれも似通った話でつまんないなって思ってしまった理由なのかも。

    でもページのラスト1行構成はワクワクするから好きです。落語のオチの雰囲気がある。

    私は百田さんの短編が向かないのかもしれないです。
    モンスターは面白くて好きだったので、またボックスとか長編他作読んでみます…!

  • 夫婦のさまざまなシチュエーションを描いた短編集。概ね各話とも、ラストにページを捲ると1行、オチの一言があって終わるような構成になっている。味付けとしては、若干毒のあるシュールなものが多い。半数以上の話でオチが見えてしまうのですが、全体的には風刺が効いていて楽しめた。

  • おもしろい!

  • 世にも奇妙な物語みないな内容だった。短編集で、身近な存在の家族をテーマにした話。一見、幸福な生活を送っているようだが、裏側を知ると実は家族が1番怖い存在なのかと感じた。それに気付いていないことが「幸福な生活」なんだと思った。ドキドキ、ハラハラしながら読んだ本。

  • 短編集18作、すべて最後のページの一行で熾烈な結末になる という本。
    ほぼホラー。

  • さいごの一行のオチが効いている短編が18作。
    一気に読んでしまったけれど、一日一編とちびちび読んだほうが味わい深かったかもしれないな。

  • ブラックユーモアに満ちた短編集。家族に囲まれて「幸福な生活」をおくっていると思っているが、実は家族こそが一番恐ろしい存在だったりする。それに気付いていないからこそ、幸せなのかも知れない。全ての話で、どんでん返しの最後の一行がちょうど最後のページになるように装丁されている。どんなオチになるのだろうという期待と終わってしまう寂しさを感じつつ、ページをめくった。

  • 百田尚樹氏の今度は全18編の短編集。最後の一行はページをめくった一行目にある為最後までオチが見えない。18もあるとひねりの少ないのもあるが、ドキッとさせられるのも幾つか。世にも奇妙な物語みたい。

  • 短編集。
    帯のとおり、毎話最後の一行に衝撃を受けた。
    最後の一行がページをめくったところにあるから、そろそろオチかな、ってあたりでページをめくるのがドキドキに。
    本ならではのおもしろい体験。

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著者プロフィール



「2022年 『橋下徹の研究』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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