社会学の知33 (ハンドブック・シリーズ)

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  • Amazon.co.jp ・本 (246ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403250453

作品紹介・あらすじ

社会学的想像力とは何か?思考を刺激する33の問い。

感想・レビュー・書評

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  • 社会調査とは何か、は社会学とは何か、であり、学問とは何かという普遍的な問に近づき、社会を知ることはいかにしt絵可能かという認識論の領域にたどり着く。

  • 二段組の薄い本。
    執筆者ごとに個性があって統一感は無い(無くても問題ないけど)。


    【版元】
    編者:大澤真幸
    発売日:2000年03月22日
    判型:A5変並製
    ISBN:4-403-25045-9
    本体価格:2000円(税抜)

    社会学的想像力とは何か? 社会秩序はいかにして可能か? 人間の社会にとって家族は必然か? 人はなぜ他人に従うのか? コミュニケーションはいかにして可能か? 学校とは何か?――時代の主題33を掲げて、気鋭の社会学者たちが、いまなぜ社会学か? の問いに答える。ポスト構造主義以後の、新世紀の社会学に向かうための本。
    https://www.shinshokan.co.jp/book/4-403-25045-9/

    【目次】
    目次 [002-004]
    まえがき [005-008]

    社会学はいかにして可能か?
    社会秩序はいかにして可能か?
    人間の社会と動物の社会はどこが違うのか?
    社会関係の内にあって、自我はいかに形成されるか?
    空間の形態と社会の形態はどのように関係しているのか?
    時間の形態と社会の形態はどのように関係しているのか?
    社会にとって至高なるものとは何か?
    イメージ(知覚)の様式と社会の様式はどのように関係しているのか?
    芸術の様式と社会の様式はどのように関わるのか?
    文芸テクストは社会学に何をもたらすか?
    〔………〕

    ブックガイド [235-213]
    執筆者紹介 [244-215]
    担当項目一覧 [246]

  • 気軽に読めるのにかなり頭の刺激になって、いいです!

  • 「社会にとって至高なるものとは何か」、「人間はなぜ性的差異に呪縛されているのか」、「日本社会は本当に特殊か」などなど。一部ですが、大澤真幸の社会学的想像力(笑)が愉しめます。

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著者プロフィール

大澤真幸(おおさわ・まさち):1958年、長野県生まれ。東京大学大学院社会学研究科博士課程修了。社会学博士。思想誌『THINKING 「O」』(左右社)主宰。2007年『ナショナリズムの由来』( 講談社)で毎日出版文化賞、2015年『自由という牢獄』(岩波現代文庫)で河合隼雄学芸賞をそれぞれ受賞。他の著書に『不可能性の時代』『夢よりも深い覚醒へ』(以上、岩波新書)、『〈自由〉の条件』(講談社文芸文庫)、『新世紀のコミュニズムへ』(NHK出版新書)、『日本史のなぞ』(朝日新書)、『社会学史』(講談社現代新書)、『〈世界史〉の哲学』シリーズ(講談社)、『増補 虚構の時代の果て』(ちくま学芸文庫)など多数。共著に『ふしぎなキリスト教』『おどろきの中国』(以上、講談社現代新書)、『資本主義という謎』(NHK出版新書)などがある。

「2023年 『資本主義の〈その先〉へ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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