言ノ葉ノ花 (ディアプラス文庫)

著者 : 砂原糖子

• 新書館 (2007年9月10日発売)

感想・レビュー・書評

[こまめさんの感想 · 2013年11月21日]

なぜか同人誌を先に読んでしまったので急いで読んだ。突然人の声が聞こえるようになった余村の苦悩は計り知れない。でも聞かれる長谷部も辛かっただろうな。ふたりにはずっと幸せでいてほしい！妹のかなちゃんにもいつか認めてもらえるといいね。

[shirotae16さんの感想 · 2013年10月9日]

とにかく私なんぞがどうこう言うまでもない人気作。
地に足がしっかりついた緻密かつ繊細な描写で、ノンケな受けが攻めと恋に落ちる様子を切々と綴っています。
人の心が読めるという設定を上手く生かし、萌えを表現しているのはお見事としか言いようがありません。その上Ｈの描写も情感たっぷりで、かなり萌え。
いやーいいＢＬ読ませていただきました！と満足する一品。

[ほじさんの感想 · 2013年9月8日]

聞こえても聞こえなくても人の心は気になるもので。
……ましてや好きな人の心の声は……

[飴南瓜さんの感想 · 2013年8月14日]

BL小説読みきったの初めてかも。
普通にお話としても面白かった。
ろむこさんの絵もかわいくて良かった。

[妹尾さんの感想 · 2013年7月19日]

設定がすこしファンタジーだけど、普通の人と普通の人の話。
余村の狡さが恥ずかしげもなく露呈しているシーンは痛々しく感じるが、心の声を扱った作品だからしょうがない。

みんな、目に見えないものを見ようとして頑張るし、失敗するし、いつだって無い物ねだりになりがち。
長谷部がいいやつでよかったなあ、と思う。私がもし心の声読める人好きになったら、怖いというか恥ずかしくて近寄れないよ。よかったね余村

[きさらぎさんの感想 · 2013年3月6日]

人の心が読める設定よりもそうでなくなってからの疑心暗鬼がすごく理解できました。でもやっぱりこんな能力は願い下げですね

[（ᄒωᄒ）さんの感想 · 2012年12月8日]

それほど面白くなかった。
前半はよかったけれど後半があまり好みでなかった。

[びーえるメモ用＠ネタバレ注意さんの感想 · 2012年10月23日]

★3.0。切ないけどホロリと温かくなる良いお話でした。ただ萌えという点だと、攻が不器用＆ピュア過ぎて物足りなかったり、二人の誤解＆すれ違い方が個人的なツボから外れていました。あと5年後くらいの攻が見たいなあ。きっと不器用だけでなく包容力を備えたイイ攻君になってるはず。あ、『声』責めプレイは良かった（笑）

[sui*さんの感想 · 2012年8月2日]

初めて読んだ商業ＢＬでした。

他人の心の声が聞こえてしまうと言うファンタジーな設定ですが、内容はどこまでも純愛。
お話としての完成度が高く、ＢＬとしてではなく物語として非常に楽しめます。
頑なな余村の心が長谷部によってどんどんほぐされていく感じが溜まりません。
年下攻めが好きな方にはぜひおすすめ。

[真仲さんの感想 · 2012年7月1日]

とても良かった！キュンキュンしすぎて途中で泣きそうになってしまいました。
余村視点だから余村の誰にもわかってもらえない寂しさというのがわかるのはもちろんだけど、長谷部の余村に頼ってもらえない寂しさもひしひしと伝わってきました。
『声』が聞こえなくなった後の悶々とした気持ちというのも良かったです。
面白かった！