- Amazon.co.jp ・本 (206ページ)
- / ISBN・EAN: 9784403523618
作品紹介・あらすじ
付き合って十年になる恋人の志方のことが、今でも好きでたまらない穂木。高校卒業間際、親友だった志方に玉砕覚悟で告白した。思いがけず受け入れられ、それからずっとそばにいる。けれど志方は将来有望なエリート銀行員、自分は一介の編集者。実は外国研修の話を志方が断っていたことを知った穂木は、自分が彼の出世を妨げているのではないかと悩み始め…?胸を打つ、センチメンタル・ラブストーリー。
感想・レビュー・書評
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長く付き合っているからか、元からなのか分からないけど、言葉の足りない2人だな。という印象だった。無口な志方と違い穂木は喋ってはいるけれど、言いたいことは言えていない気がするから。お互いのことが大好きなのにすれ違うのはもどかしいし悲しいから、少しずつでも言いたいことを言えるようになって欲しい。と思った。
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付き合って十年になるけれど今も志方を「好きで好きで仕方ない」穂木。
しかし志方にとっても自分がいることによって得るものがあるのかと思い悩むようになってしまう穂木がグルグルと思い悩んでしまうのが辛かった。
そんな時にちょっかいを出してくる我孫子に志方の同期の女性の三沢と色々重なって別れる決意をしてしまうとか切なかった。
お互いがお互いの為にと考えてとか本当に「好きで好きで」なんだなぁって。
書き下ろしでは穂木にとって全ての優先事項は志方である事をしっかりと分かりました。
あとがきにもありますが、ラブラブカップル、甘く切なさもあるけど心が暖まるお話でした。 -
イラスト:木下けい子
高校卒業間際、親友に告白して以来10年になる恋人同士
仕事と恋人関係の悩み -
2017/04/16
良い、とにかく良い。
一途でただひたすら好き。
そんな人に出会えたことが素敵。
しかもそれが両思いで付き合ってる!
『桜散るころ』は
穂木の可愛さが満載すぎるー!
志方と付き合えたことが、
ほんとにほんとに幸せなんだろうなぁ。 -
ものすごく好き。電子版も買ったし、雑誌に番外編掲載があるとそれも購入。
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地に足のついた、でも可愛くて夢もちゃんとある社会人BL。適度なリアリティがいいなあ、とおもった。お仕事に対する姿勢の違いなど、あっ大人が書いてるんだなあと思うところもあれば、少女漫画みたいなところもある。バランス感覚がよくて、癒されるし萌えるし安心して読めます。番外編の、学生時代の二人の初体験シーンは相当にかわいかった。ひとつひとつ、きちんと積み重ねて恋をしてきた二人なんだな〜とおもって、お幸せにねって心から思いました。
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ほんとにただ相手のことが好きなだけなんだけど、すっごい良かったー。幸せな気持ちになった。