番線―本にまつわるエトセトラ (ウンポコ・エッセイ・コミックス)

著者 :
  • 新書館
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本棚登録 : 729
感想 : 97
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  • Amazon.co.jp ・マンガ (144ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784403670510

感想・レビュー・書評

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  • 本を処分するとか買うの控えるとかに対して、即「黙れ。」に全面同意。本棚に入りきらない本どうしようかねー。写植屋さんに校正さんに辞書編集者さん、それぞれのお仕事面白い。国語の教科書は先々まで読んでいたなぁ。懐かしい。横文字名前は難しい。国立国会図書館はいつか行ってみたい場所のひとつ。本のために存在しているという素晴らしい場所。おやすみ本、面白すぎると眠れないんだよね。

  • 本への愛情に溢れるコミックエッセイ。
    愛情というか、ある種、狂気というか(笑)。

    本棚などの「わかるわかる」という話から、国会図書館などの「へぇ〜」という話まで。

    [more]
    (目次)
    貸し本借り本
    アオリ大百科
    雑誌履歴書
    装丁×高さ÷2 
    本棚戦線異状なし 
    聞かせてよ愛の写植を 
    教科書がくれた季節 
    いやらし本の世界 
    壊れても好きな本 
    真理がわれらを自由にする(前) 
    真理がわれらを自由にする(後) 
    赤い校正 
    カタカナ名前で出ています 
    辞書で会いましょう 
    温故知本 
    あとがきマンガ お休み本

  • 本好きには楽しい一冊。
    本にまつわるさまざまなトピックを取り上げ、一話が構成されている。
    例えば、一冊古本市とか、写植とか。
    一番楽しいのは、国立国会図書館についての話。
    最近ご無沙汰になっているけれど、以前は何度となくお世話になった図書館である。
    でも、一利用者としてはそのバックヤードには入れないので、こんな風になっていたんだ~、とわくわくした。
    爆問のNHKの番組でもやってたかもしれないけど…。

  • 書店員として働いている頃に読ませていただきました。
    暴れん坊本屋さんは書店員として身につまされる話が多かったですが、こちらは本好きの人間として「ああ、わかるわかる!」みたいな話と、出版業界はそんな風に考えてるのかー、みたいな話が多かったです。

    あ、谷根千の一箱古本市は実際に行ってみました。
    朝一番から夕方4時ぐらいまでみっちり楽しんで帰りました。
    古本はあまり買わないのですが、一箱古本市は、他人の書棚を見せてもらってる感覚で楽しめます。

  • 小学生の頃の、本を読むドキドキが蘇ってきて…、教科書図書館行ってみたいです。
    作者や友人が強者すぎて…。

  • 久世番子さんには、本好きとしては、以前から興味を持っていて・・・買ってしまいました(* ̄∇ ̄*)。

    本を読む人のあるある宝庫で・・・
    1・本を貸し借りする時の袋にこだわるか
    2・本のジャケ買いしちゃった(T∇T)
    3・壁一面の本棚が欲しい!(それでも足りない!)
    4・子供の頃、図鑑は読みこんだものとまったく手をつけないものがあった
    ・・・等々。
    いや~同志よo(*^▽^*)o。

    しかし、感動したのは校正さんのすごさ。
    文字のまちがい以上に、ココまでは漢字の「愛してる」なのに、ココだけひらがなでいいのね?とかミステリーのトリックの穴見つけたり・・・恐れ入ります<(。_。)>。

    と、盛りだくさんで楽しめました。
    力を抜いて読めるし、本好きにはオススメです。

  • 番子さんの本にまつわるエッセイ漫画。


    本棚に本を収める作戦会議がおもしろかったなー。
    完結した作品は読み返し率が高いとか、シリーズものは新刊が出たら既刊も読みたくなるとか、わかるなあ。
    私が自由にできる本棚は小さいので、並べるのにいつも苦労してます。

    翻訳物苦手仲間がいた〜。嬉しい発見です。

  • おもしろかった~

    本への愛情をひしひしと感じた。

  • 本にまつわる様々な豆知識が分かる、本好きには楽しめる作品。本に携わる仕事っていいなあ。

  • 出版社→印刷所→本屋のながれ
    過程や雑学が学べ面白い。
    安定の久世さん漫画。

著者プロフィール

愛知県出身。
2000年、「月刊ウィングス」(新書館)の『NO GIRL,NO LIFE!』でデビュー。書店でのアルバイト経験をもとにしたエッセイ漫画『暴れん坊本屋さん』(新書館)で注目を集める。代表作に、近代日本文学を題材にした『よちよち文藝部』(文藝春秋)。ストーリー漫画では、若き女帝と侍従の少年の恋を描いた『パレス・メイヂ』(白泉社)がある。

「2022年 『ひらばのひと(3)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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