古代ギリシャのリアル

著者 :
  • 実業之日本社
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感想 : 83
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  • Amazon.co.jp ・本 (272ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408133621

感想・レビュー・書評

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  • フォローしている藤村シシンさんの著書。イマドキ口語な感じで古代ギリシャの入門書に良いのではないでしょうか。ホモの話もっとして〜。後、黒川さんも本出して〜。

  • 昔のギリシャの神殿は白じゃなかったんだ。知らんかった。

  • YouTubeの「ゲームさんぽ」でシシン先生の楽しい話に興味を持ち読み始めました。自分たちが想像するギリシャや神話がどんどん崩れると共に親近感が湧いたり、あまりにもぶっ飛んでて笑ったり楽しく読めました。

  • 古代ギリシアの生活とギリシア神話の神について優しい語り口で解説した本。タイトルの印象よりも神様についての解説が多いですが、それだけ大事な存在だったということなのでしょう。ギリシア神話はそもそも古代ギリシア時代から地方によって異なっていた上に現代にかけてかなり脚色されてきたというのは、そもそもあまりギリシア神話を知りませんでしたが、驚きでした。元々のギリシア神話も先住民との神話と合体した結果らしく、その起源はかなり興味深い。それぞれの神はかなり個性的でえっちな内容が多いのが現代でも通用する理由なのか…?ハデスが冥界に住む悪人というなんとなく植え付けれていますが、これは改めたほうが良さそう。同性愛が盛んなのは有名ですが、色々ルールがあったそうです。でも正直建前の嘘だと思ってる。レズビアンは居なかったのかな?と不思議に思えますが、男性しか文章を書かないので残っていないのかも。当時の女性や奴隷の待遇を聞くとかなり複雑な気持ちになります。ただ今の思想の殆どはここで生まれたことを考えるとやはり物事の功罪を感じさせます。

  • 近現代の思い込みで「漂白」されていない、リアルな古代ギリシャの姿を紹介している。
    そのギャップを分かりやすく、かつライトな語り口で書いている。

    非常にとっつきやすく、古代ギリシャを学ぶ入門書としては最適。

  • 面白かった。ギリシャ神話の神々についても書かれていて、自身のイメージするギリシャの神々と随分離れていて面白かった。とんでもな誕生してる神や、そんなことしてもいいの?ってことしてる神様かいて読書中、何度か笑ってしまった。古代ギリシャの人生観、恋愛観等についても書かれていて勉強になった。特に「破滅の日」についての考えが印象に残った。本当にすごい面白い。

  • とっても面白かった!!!
    ゲームさんぽから藤村シシン先生を知り、本日一気読み!
    ゲームさんぽで語られていた内容からさらに掘り下げた内容まで盛りだくさんで読み応えばっちり。もっと他の神々についてもシシン先生の語りで読みたいと思いました…!

  • ギリシア神話に関しての入門として興味が高まる一冊にはなっていると思う。ギリシア市民の市井の人々の暮らしの様子がもう少し知りたかった。

  • 読みやすい!
    ギリシャ神話は粗方知っているよの人程驚きがある著書。
    最初の数ページだけでも、既存の古代ギリシャ感が覆ります。
    また、お馴染みのギリシャの神々がどうしてこうなったかが分かりやすく解釈されています。
    文字が大きく、紹介ページも昔流行った「プロフィール帳」表記でたのしく読みやすいです。
    普段本を読まない人にも薦めやすい一冊だと思います。

  • 「ゲームさんぽ」から入った。幼少期に神話を読み漁ったときには出てこなかったような事実や、信仰の盛衰と現実との関係性などが、くだけた文体で読みやすく書かれていておもしろかった。
    惜しむらくは他に著書がないこと。今後も動画で追いかけていこうと思う。

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