芸人学生、知事になる (じっぴコンパクト)

著者 :
  • 実業之日本社
3.83
  • (9)
  • (22)
  • (15)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 95
感想 : 18
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408420059

作品紹介・あらすじ

宮崎県知事として着々と実績をあげ、驚異的な支持率を誇るだけでなく、地方から日本を元気にしようと奮闘する男・東国原英夫。単なるタレント政治家と違うのは、不祥事をきっかけに人生をやり直す決断をして、大学で生活者の視点から地方自治を徹底的に学んだことだった。ふるさとへの思いを胸に勉強の日々を送り、自己変革を成し遂げた感動の体験記。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 東国原さんの、不祥事から這い上がって、自己を見つめ直し、知事そして、議員になったことは、拍手を贈りたい。

  • 東国原さんにとっては、大学に社会人入学をして学び、成り行きもあったが知事になったことは「人生の再構築」だったとういうこと。振り返ってのご本人の感想が、子供の時に芸人と政治家になることが夢だった、本来の自分に還った感じだとぽろっと漏らしているところが印象的だった。

  •  現在国会議員の東国原さんの書いた本。

     未成年者を働かせる違法風俗と知らずに遊んでしまった結果、マスコミに叩かれ、そこから人生を考え直して勉強。

     知事になるというタイトルではあるが、本の九割は勉強を始めるきっかけと大学生活の話です。


     私はこの人は好きではないので、この人のきれいごとに興味はありませんが、どんな嫌いな人の人生でも学べることはあるな。という感じ。


     今回学んだのはビートたけしのこの言葉。
     芸人で売れると言うことは暗闇の中でロープをつかむようなものだ。そのロープが天国に続いているかどうかは上ってみないと分からない。

     この言葉は芸人に関わらず、すべての人の生き方に当てはまるよね。


     後は、元芸人が学生生活をしていただけの話。

     おもしろい話ではあったがそれだけですね。

  • 著者の著作に興味があったので読んでみた。著者がストイックに勉強しているのがすごいと思った。冒頭の事件は賛否両論あると思うが謹慎しなければならないほどのことではないと思った。謹慎中の著者の行動や考えに個人的に共感した。読んでいて早稲田大学の勉強の環境が羨ましいと思った。読んでいて笑えるところがあって面白かった。

  • 百年に一度の経済恐慌、千年に一度の地震の後、こういう人生の歩み方は指針になります。(この本はもっと前に書かれていますが) 
    著者の場合、どん底まで落ちたから、振り子が大きく逆側に流れて、今の成功があるのだと思えます。
    私も今の状況下になかったら、この本に出会わなかったかもしれません。

  • 勉強の必要性

    色々な子供と接する機会が多いため
    時々子供に「こんな勉強をして何の役に立つの?」
    と聞かれることがある
    学校の成績が良くなるためとか、受験で合格するため
    などというその子供たちが身近な人に言われているような
    そんな答えを期待しているのではないようである
    直接には社会生活には役には立たない事ばかりである

    私は二つ答えを用意している

    一つは「頭を使う訓練」である
    日頃ランニングをしてスタミナをつけて
    サッカーやバスケットの試合でばてないように、とか
    バーベルで筋力を鍛えて、レスリングの試合で
    相手に力負けをしないようにするように
    難しい勉強に取り組み、頭を鍛えて
    社会に出て難解な出来事にひるまず対応できるようにするため
    と答える

    もう一つは「先々何が役に立つかわからない」ということ
    良く大人が、これこれを学んだが今まで何の役にたったこともない
    なんて言う様子を見ることがある
    これはその事をちゃんと学んだか、
    そしてそれを役立てようとしたかどうかが気になるところで、
    何も役立てられる場面が向こうから
    次々と都合よくやってくるわけではない
    自身で役立てようとするから役立つのである

    さらに付け加えると
    勉強をした上でわかることがあるということ
    サッカーや野球などのルールを知らずに観ていては
    全然面白くないのと同様、
    勉強をしていないため分からない事があり
    逆に知ることで楽しめたり、さらに詳しいことが分かるようになったりする
    周りの人の言葉や日々流れている情報も
    予備知識があるため頭に入ってくる

    勉強ってそんなものだと思っているが
    それを本書を読んで改めて思い起こさせられた

    どうせ今後も生きていくなら豊かに生きていきたい
    豊かになるために勉強をしていこう

  • 読了後、次はぜひ都知事選に出てほしいと思った。

  • [ 内容 ]
    宮崎県知事として着々と実績をあげ、驚異的な支持率を誇るだけでなく、地方から日本を元気にしようと奮闘する男・東国原英夫。
    単なるタレント政治家と違うのは、不祥事をきっかけに人生をやり直す決断をして、大学で生活者の視点から地方自治を徹底的に学んだことだった。
    ふるさとへの思いを胸に勉強の日々を送り、自己変革を成し遂げた感動の体験記。

    [ 目次 ]
    プロローグ 人生はいつでも再構築できる
    第1章 お笑い芸人失格
    第2章 中年男の決断
    第3章 芸人学生の大学生活
    第4章 2度目の受験と卒論
    第5章 人生、生涯勉強
    エピローグ 自己変革がもたらす奇跡

    [ POP ]


    [ おすすめ度 ]

    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
    ☆☆☆☆☆☆☆ 文章
    ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー
    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性
    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • やっぱり、すごい人は例外なくすごい。

  • (2009/7/5読了)芸人さんほど実は根は超まじめ人間、って本当なんだな・・・凄い。学業とマラソンと仕事と家庭とって、頑張りすぎ。

全18件中 1 - 10件を表示

東国原英夫の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×