- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784408536002
感想・レビュー・書評
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東京バンドワゴンの感じ。心温まるミステリー。結末がもう少しスッキリしていれば。丹下さん会ってみたい。「もし、私に人殺しをさせたくないのなら。愛した女の父親に静かな人生を歩ませたいのなら、そういう決意がきみにあるのなら」「君が、殺せ」
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良い人ばかりで安心して読めるけど、
誰も裁かれないのはいかがなものか。 -
■気になって一気に読んだわー。コーヒーも飲みたくなるし、こういうご近所付き合いやらどたばたとか、バンドワゴン風だよね!面白かったです。
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2014.6.15 読了
前作のダイが 主役の話。
別々の事件だと思ってたのが、
繋がってくる。
ラストは やはりというべきか
小路さんらしいラストでしたが、
途中は もう 面白くて、気になって
一気に 読んじゃいました。
バンドワゴンシリーズより
好きかも! -
続編 モーニング
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珈琲が好き。だから何となくこの本の装画と題名が気に入り図書館で借りた。
「紫煙とコーヒーの薫りが漂う...」って帯に書いてあったけれど、んーそんなでも。
話は喫茶店にやってくる常連たちと亭主にふりかかる事件。会話の多い文章で、さらっと読めるライトな感じ。ドラマにしたら面白いのかな。あとから知ったが、テレビドラマの「東京バンドワゴン」の原作者だった。思わず納得。お茶の間で家族みんなでみるようなハートフルコメディ?!サスペンスが得意なんだね。ちょっとしたコーヒータイムに手頃な小説だった。 -
最後にどたばた来るのであきらめずに読みましたが、私にはテンポが悪くてつらかったです。
ただ、コーヒー片手に読みたい作品。
変にコーヒーを押している感じはないのに好感。
でも、面白いかといえば「?」といった内容で、人には薦めない作品でした。 -
読みやすくてスピード感はそれなりにあるけど、仕掛けが弱いので読み終わった時に達成感がない。
もう少しオチを深くしたらよかったのに。 -
小路さんの作品らしく、会話文で話が進んで行く。たくさんのひとが出てくるのに、それぞれのキャラがはっきりしていて、読み進めやすい。
これ、2作目が出てもいいのになと思う。 -
少しずつ話が広がって、大事件になるのだが、内輪で事件が解決してしまう。
悲しい話も絡んでくるのだが、主人公を軸にして様々な人間模様で解決してしまう。何事も無かったように、日常から日常に戻って行く。小路マジックですね。
シッカリと物語を堪能するのだが、潮が退くように静かな幕切れにホッとする名作ですね。
小路さんの物語作りは本当に巧い。