微笑む人

著者 :
  • 実業之日本社
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本棚登録 : 1179
感想 : 252
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784408536071

作品紹介・あらすじ

事件はすべてのはじまりにすぎなかった。エリート銀行員はなぜ妻子を殺したか。

感想・レビュー・書評

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  • みんなから好かれるできた人がまさかの容疑者とよくある話だけどどんな展開になるのか容疑者のことを知りたくてどんどん読み進めて一気に読み終えてしまった。ずっと面白かったけど終わり方が納得いかない…結局どうなったの…?

  • 一体仁藤とは何者だったのか?
    妻子を殺しているので極悪人には
    間違い無いのだか、本の置き場所が
    無いから殺したと言う理由にもならない事
    で殺人を犯すとは、誰も納得出来ない。
    誰もが理解出来ない恐ろしい事には
    皆が納得する理由が必要だ。
    だが、理由なき殺人は現実にも確かにある。
    まともな人間には理解出来ない、理解出来な
    いからなお恐ろしのだ。

  • ものすごくモヤモヤ。読中も読後もモヤモヤ。せめてラストを読者にゆだねるのはやめてほしかった。これはドラマとか映画で見た方が怖さが増して面白そう。

  • 解決すると思って読んではいけない。
    なんでも自分のものさしと視野だけでみていてはだめなんだろうな

  • 読み終わった後にうなってしまう本。うわぁ~。

  • 人を見る時、自分のフィルター(先入観とも言うのかな?)を通してみると、相手の本当の部分が見えなくなる。と、言いたかったのかなぁと思います。
    で、結局、事件はどうなったの?という感じで、中途半端です。

  • エリート銀行員で周りからの人望もある男が腑に落ちない理由で、妻と子供を殺害。その人格が気になった著者が男性の過去を追って取材する。気になって読み進めるが、しっかりした結末はなく、最後は読者の推測に任せた感じ? 終盤は著者が供述者に踊らされてる感じも。

  • インタビュー形式で小説家が事件を解明していくストーリー。物足りなさが残る!
    読み終えた後の満足感が得られない。

  • 初めての作家さん。
    タイトルとは真逆の内容にびびってしまった。

    中途半端な物語の終わり方は、逆に読む人の想像力を刺激してくれます。

    微笑んでいる人は、本当はどんな人なのか考えてしまいそうになります。実際は見た目を信じてしまうと思いますけど。
    暗い心の中を覗きたくない人には、おすすめできないかもしれません。

  • ドラマを先に観て、気になったので原作も。比較を楽しんで読みました。

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著者プロフィール

1968年、東京都生まれ。早稲田大学商学部卒。93年、第4回鮎川哲也賞の最終候補となった『慟哭』でデビュー。2010年『乱反射』で第63回日本推理作家協会賞受賞、『後悔と真実の色』で第23回山本周五郎賞受賞。「症候群」シリーズ、『プリズム』『愚行録』『微笑む人』『宿命と真実の炎』『罪と祈り』『悪の芽』『邯鄲の島遥かなり(上)(中)(下)』『紙の梟 ハーシュソサエティ』『追憶のかけら 現代語版』など多数の著書がある。

「2022年 『罪と祈り』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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